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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻8号

2018年07月発行

文献概要

特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング 血液検査値異常の考え方と紹介のタイミング

赤血球数異常

著者: 小笠原洋治1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座

ページ範囲:P.1230 - P.1233

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Point
◎貧血の鑑別では,赤血球指数,網赤血球数や鉄動態などから総合的な病態評価が必要である.
◎多血症診断では,JAK2遺伝子変異の有無と血清エリスロポエチン濃度が重要である.
◎緊急性,診断・治療の専門性を考慮し,タイミング良く専門医へ紹介することが重要である.

参考文献

1)浅野茂隆,他(監):三輪血液病学,文光堂,2006
2)高見昭良:貧血,日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会(編):臨床検査のガイドライン,pp 143-148,日本臨床検査医学会,2012
3)「難治性貧血の診療ガイド」編集委員会(編):難治性貧血の診療ガイド,南江堂,2011
4)Arber DA, et al:The 2016 revision to the World Health Organization classification of myeloid neoplasms and acute leukemia. Blood 127:2391-2405, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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