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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻9号

2018年08月発行

文献概要

特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール 循環器系の症候

この心不全,右または左?

著者: 庄司聡1 香坂俊1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.1322 - P.1326

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Point
◎まずは「きほんの“き”」として,左心不全診断基準(Framinghamうっ血性心不全診断基準)に記載されている身体所見をしっかり取れるようになろう.
◎特にⅢ音はなんとしても取りたい所見.心尖部で聴診器ベル型にして「待ち」に行こう.
◎「右心不全」がメインな病態の身体所見は難しいが興味深い.特に「傍胸骨拍動」に注目する.

参考文献

1)Mckee PA, et al:The natural history of congestive heart failure;The Framingham Heart Study. N Engl J Med 285:1441-1446, 1971
2)徳田安春:病歴と身体所見の診断学─検査なしでここまでわかる,医学書院,2017
3)佐藤直樹(編):明日から役立つ急性心不全薬物治療のテクニック,文光堂,2017
4)川名正敏,他(訳):ハーバード大学テキスト─心臓病の病態生理(第4版),メディカル・サイエンス・インターナショナル,2017
5)福井次矢,黒川 清(日本語版監修):ハリソン内科学(第5版),メディカル・サイエンス・インターナショナル,2017
6)山崎直仁:循環器Physical Examination─診断力に差がつく身体診察!,医学書院,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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