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特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール 循環器系の症候
感染性心内膜炎を疑うとき
著者: 志水太郎1
所属機関: 1獨協医科大学病院総合診療科
ページ範囲:P.1339 - P.1343
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◎感染性心内膜炎(IE)の合併症は「塞栓による多臓器への遠隔ダメージ」「心臓の破壊」の2つである.
◎IEは「時間的・空間的多発」である.
◎IE診療はフィジカルの最高の訓練である.
◎IEのヒントは末梢に宿る.
◎感染性心内膜炎(IE)の合併症は「塞栓による多臓器への遠隔ダメージ」「心臓の破壊」の2つである.
◎IEは「時間的・空間的多発」である.
◎IE診療はフィジカルの最高の訓練である.
◎IEのヒントは末梢に宿る.
参考文献
1)志水太郎:診断戦略─診断力向上のためのアートとサイエンス,医学書院,2014
2)平島 修,他:身体診察 免許皆伝─目的別フィジカルの取り方伝授します,医学書院,2017(筆者が第3章で発熱のフィジカルについて解説し,また大場雄一郎先生に感染性心内膜炎のフィジカルについてご執筆いただいている)
3)Murdoch DR,et al:Clinical presentation,etiology,and outcome of infective endocarditis in the 21st century;The International Collaboration on Endocarditis-Prospective Cohort Study.Arch Intern Med 169:463-473, 2009
4)Shimizu T,Tokuda Y:Osler's node.BMJ Case Rep,2013/doi:10.1136/bcr-2012-007564
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