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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻9号

2018年08月発行

文献概要

特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール 皮膚・粘膜の症候

紫斑の診かた

著者: 塚本亮介1 岩田充永1

所属機関: 1藤田保健衛生大学病院救急総合内科

ページ範囲:P.1420 - P.1422

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Point
◎紫斑は真皮や皮下組織への赤血球の漏出であり,紅斑とは異なり圧迫しても消褪しない.
◎触知可能な紫斑は血管炎や感染症の可能性が高く,鑑別に有用である.
◎電撃性紫斑病は感染により播種性血管内凝固症候群(DIC)や多臓器不全をきたし,予後不良である.

参考文献

1)Crosby WH:Wet purpura, dry purpura. JAMA 232:744-745, 1975
2)Ramos-Casals M, et al:The cryoglobulinaemias. Lancet 379:348-360, 2012
3)Scolari F, Ravani P:Atheroembolic renal disease. Lancet 375:1650-1660, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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