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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻9号

2018年08月発行

文献概要

特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール 筋骨格関節系の症候

本当にリウマチ性多発筋痛症?

著者: 比嘉哲史1 金城光代1

所属機関: 1沖縄県立中部病院総合内科

ページ範囲:P.1428 - P.1432

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Point
◎リウマチ性多発筋痛症(PMR)は全身の炎症性疾患であり,炎症性疾患に特徴的な病歴を意識して問診を行う.
◎PMRの炎症の首座は関節内ではなくその周囲であり,診察時には関節周囲の構造を思い浮かべて診察を行う.
◎PMRの診断は除外診断が基本であり,それを意識した問診と診察が重要な疾患である.

参考文献

1)金城光代:リウマチ性多発筋痛症・巨細胞性動脈炎.Hospitalist 2:453-462, 2014
2)金城光代,他(編):ジェネラリストのための内科外来マニュアル(第2版),医学書院,2017
3)Firestein GS, Budd RC:Kelley and Firestein's Textbook of Rheumatology(10th ed), Elsevir, 2016
4)Klippel JH:Primer on the Rheumatic Diseases(13th ed), Springer, 2008
5)Salvarani C, et al:Clinical features of polymyalgia rheumatica and giant cell arteritis. Nat Rev Rheumatol 8:509-521, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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