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特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール
神経系の症候
文献概要
Point
◎Parkinson病での安静時振戦の診察は,上肢の緊張を低下させたうえで行うことが重要である.
◎本態性振戦との鑑別は,暗算負荷,振戦の質,振戦の進展形式に着目する.
◎固縮がわかりにくい場合は,induced rigidityが有用である.
◎Myerson徴候の診察では,指が患者の視野に入らないようにして眉間を叩く.
◎Parkinson病での安静時振戦の診察は,上肢の緊張を低下させたうえで行うことが重要である.
◎本態性振戦との鑑別は,暗算負荷,振戦の質,振戦の進展形式に着目する.
◎固縮がわかりにくい場合は,induced rigidityが有用である.
◎Myerson徴候の診察では,指が患者の視野に入らないようにして眉間を叩く.
参考文献
1)目崎高広,他:Parkinson病の銃剣状指.神経内科34:117-118, 1991
2)Jankovic J,et al:Re-emergent tremor of Parkinson disease.J Neurol Neurosurg Psychiatry 67:646-650, 1999
3)Rao G,et al:Dose this patient have Parkinson disease? JAMA 289:347-353, 2003
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