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特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール 神経系の症候
歩行障害があるとき
著者: 山中克郎1
所属機関: 1諏訪中央病院総合内科
ページ範囲:P.1460 - P.1464
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◎歩行の様子を注意深く観察することにより,背景にある神経疾患がわかる.
◎開脚歩行は前庭神経障害,小脳失調,深部感覚障害のいずれかを示している.
◎指タップ試験は小脳失調,錐体路障害,Parkinson病の鑑別に非常に有用である.
◎歩行の様子を注意深く観察することにより,背景にある神経疾患がわかる.
◎開脚歩行は前庭神経障害,小脳失調,深部感覚障害のいずれかを示している.
◎指タップ試験は小脳失調,錐体路障害,Parkinson病の鑑別に非常に有用である.
参考文献
1)鈴木則宏(編):神経診察クローズアップ─正しい病巣診断のコツ(改訂第2版),pp 110-125,メジカルビュー社,2015
2)Samuels MA:Video atlas of the detailed neurologic examination. Kasper JLD, et al:Harrison's Principles of Internal Medicine(19th ed), 439e, 2015
3)Gaits examination. Stanford Medicine 25 http://stanfordmedicine25.stanford.edu/the25/gait.html (歩行障害のさまざまなタイプを,解説付きの動画で見ることができる)
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