icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina55巻9号

2018年08月発行

文献概要

特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール 神経系の症候

構音障害の診察

著者: 小野正博1

所属機関: 1東京都立松沢病院内科

ページ範囲:P.1465 - P.1469

文献購入ページに移動
Point
◎脳神経の核は脳幹の背側にあり,運動神経の核は内側,感覚神経の核は外側に並んでいる.
◎舌咽・迷走神経が麻痺すると,咽頭後壁が健側に偏位するカーテン徴候が認められる.
◎舌下神経が麻痺すると,舌は患側に偏位し,筋萎縮や線維束性収縮を伴う.

参考文献

1)Brodal P:The Central Nervous System(5th ed), Oxford University Press, 2016
2)梶 龍兒(編):不随意運動の診断と治療(改訂第2版)─動画で学べる神経疾患,診断と治療社,2016
3)柴﨑 浩:神経診断学を学ぶ人のために(第2版),医学書院,2013
4)平山惠造(編著):カラーイラストで学ぶ神経症候学,文光堂,2015
5)平山惠造:神経症候学(改訂第2版),文光堂,2006
6)水澤英洋,宇川義一(編著):神経診察;実際とその意義─Neurological Examination A to Z,中外医学社,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら