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特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方 上部消化器疾患
吐血—上部消化管出血
著者: 山本英子1 坂巻慶一1 浦野文博1
所属機関: 1豊橋市民病院消化器内科
ページ範囲:P.24 - P.26
文献購入ページに移動◎上部消化管出血の成因は,静脈瘤性出血と非静脈瘤性出血に大別され,後者のうち最も多いのが出血性胃十二指腸潰瘍である.
◎出血性胃十二指腸潰瘍に対する初期治療では,プロトンポンプ阻害薬(PPI)が第一選択となる.
◎食道静脈瘤に対する薬物療法としては,β遮断薬,硝酸イソソルビド,血管作動薬が提案されているが,保険収載はなされていない.
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