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書評
—加藤良太朗,本田 仁 監訳—ワシントンマニュアル 患者安全と医療の質改善—原著タイトル:The Washington Manual® of Patient Safety and Quality Improvement
著者: 黒川清123
所属機関: 1東京大学 2政策研究大学院大学 3日本医療政策機構
ページ範囲:P.46 - P.47
文献購入ページに移動二人の監訳者にとってはなじみのある原著者も多いであろうワシントン大学によるこの著書は,クリントン大統領時代の1999年のInstitute of Medicine(IOM:現在はNational Academy of Medicineと改名し,3つのアカデミーをそろえて‘National Academies of Sciences, Engineering and Medicine’となっている)の歴史的報告書「To Err is Human(人間は間違える)」に出発した医療事故の分析と対策を受けての,ワシントン大学医学部病院群の現在に至る活動報告といえよう.このIOM報告書は米国での医療事故と対策への現在に至る大きな流れを作ったのは間違いない.
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