文献詳細
文献概要
特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方 下部消化管疾患
下腹部痛—虚血性腸炎,大腸憩室炎
著者: 小川和昭1 名倉明日香1 坂田豊博1
所属機関: 1稲沢市民病院消化器内科
ページ範囲:P.65 - P.69
文献購入ページに移動◎虚血性腸炎の治療は絶食による腸管安静が基本である.一般的に抗菌薬は必要としない.
◎大腸憩室炎は身体所見・血液検査・画像所見によって,ドレナージや手術が必要となることがある.
◎大腸憩室炎の治療に対して抗菌薬を用いる場合,腸内細菌と嫌気性菌をカバーできるものを選択する.
参考文献
掲載誌情報