文献詳細
特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方
肝疾患
文献概要
Point
◎HCV抗体陽性であればHCV-RNA測定および腹部超音波検査を施行する.
◎直接作用型抗ウイルス薬(DAA)治療前には遺伝子型の同定と肝線維化の診断(慢性肝炎または肝硬変)が必要である.
◎DAA治療は非常に高額であり,多くの症例において治療前に申請が必要である.
◎DAA治療不成功例における再治療については薬剤耐性ウイルスを念頭に置き治療薬を検討する.
◎DAA治療でHCV-RNA陰性化が得られても肝癌スクリーニング検査は継続する.
◎HCV抗体陽性であればHCV-RNA測定および腹部超音波検査を施行する.
◎直接作用型抗ウイルス薬(DAA)治療前には遺伝子型の同定と肝線維化の診断(慢性肝炎または肝硬変)が必要である.
◎DAA治療は非常に高額であり,多くの症例において治療前に申請が必要である.
◎DAA治療不成功例における再治療については薬剤耐性ウイルスを念頭に置き治療薬を検討する.
◎DAA治療でHCV-RNA陰性化が得られても肝癌スクリーニング検査は継続する.
参考文献
1)日本肝臓学会肝炎診療ガイドライン作成委員会(編):C型肝炎治療ガイドライン,2018
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