文献詳細
特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方
日常診療のコツ
文献概要
Point
◎児への影響を評価する際は,薬剤の使用時期(妊娠週数)を確認することが重要である.
◎児への影響を説明する際は,ベースラインリスクを患者に理解してもらう必要がある.
◎添付文書の記載は実際のリスクとは結びつかない場合がある.
◎授乳中の薬剤使用は,母乳を介した児の薬剤摂取量,月齢,哺乳量や頻度を総合して評価する.
◎児への影響を評価する際は,薬剤の使用時期(妊娠週数)を確認することが重要である.
◎児への影響を説明する際は,ベースラインリスクを患者に理解してもらう必要がある.
◎添付文書の記載は実際のリスクとは結びつかない場合がある.
◎授乳中の薬剤使用は,母乳を介した児の薬剤摂取量,月齢,哺乳量や頻度を総合して評価する.
参考文献
1)Briggs GG, et al:Drugs in Pregnancy and Lactation, 11th ed, Lippincott Williams & Wilkins, 2017
2)伊藤真也,村島温子(編):薬物治療コンサルテーション—妊娠と授乳,改訂2版,南山堂,2014
3)日本産婦人科学会,日本産婦人科医会(編):産婦人科診療ガイドライン産科編2017,日本産婦人科学会,2017
4)Hale TW:Hale's Medications Mothers' Milk, Springer Publishing Company, 2019
掲載誌情報