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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻1号

2019年01月発行

文献概要

特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方 日常診療のコツ

妊娠・授乳時の消化器薬使用のコツ

著者: 八鍬奈穂1

所属機関: 1国立成育医療研究センター薬剤部妊娠と薬情報センター

ページ範囲:P.124 - P.128

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Point
◎児への影響を評価する際は,薬剤の使用時期(妊娠週数)を確認することが重要である.
◎児への影響を説明する際は,ベースラインリスクを患者に理解してもらう必要がある.
◎添付文書の記載は実際のリスクとは結びつかない場合がある.
◎授乳中の薬剤使用は,母乳を介した児の薬剤摂取量,月齢,哺乳量や頻度を総合して評価する.

参考文献

1)Briggs GG, et al:Drugs in Pregnancy and Lactation, 11th ed, Lippincott Williams & Wilkins, 2017
2)伊藤真也,村島温子(編):薬物治療コンサルテーション—妊娠と授乳,改訂2版,南山堂,2014
3)日本産婦人科学会,日本産婦人科医会(編):産婦人科診療ガイドライン産科編2017,日本産婦人科学会,2017
4)Hale TW:Hale's Medications Mothers' Milk, Springer Publishing Company, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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