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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻1号

2019年01月発行

文献概要

特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方 悪性腫瘍の化学療法

膵臓がん

著者: 桑原崇通1

所属機関: 1愛知県がんセンター中央病院消化器内科部

ページ範囲:P.140 - P.142

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Point
◎膵がん診療は最初に手術適応があるかを判断することが重要である.
◎腹腔動脈や上腸間膜動脈など,重要血管に対する腫瘍浸潤の場所と程度で治療方針が変わる.
◎化学療法は新規抗がん剤(FOLFIRINOXやナブパクリタキセル)の登場により予後の延長が得られる.
◎家族歴やUGT1A1遺伝子多型を調べることによって化学療法による効果や副作用発現の程度を類推することができる.

参考文献

1)日本膵臓学会(編):膵癌取扱い規約,第7版,金原出版,2016
2)日本膵臓学会膵癌診療ガイドライン改訂委員会(編):膵癌診療ガイドライン2016年版,金原出版,2016
3)Klein AP, et al:Prospective risk of pancreatic cancer in familial pancreatic cancer kindreds. Cancer Res 64:2634-2638, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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