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特集 脱・「とりあえずCT」!—スマートな腹痛診療
総論(入門編)
文献概要
Question
どのようなときに泌尿器科疾患による腹痛を疑うべきですか?
A.泌尿器科臓器(腎,尿管,膀胱など)は後腹膜臓器であるので,基本的には腹痛,特に正中部付近の腹痛が主症状になることはほとんどない.側腹部あるいは下腹部付近の疼痛が主で,腹膜刺激症状を伴わないような場合は,泌尿器科疾患を疑う.また,血尿をはじめとする排尿に関する症状を合併している場合も積極的に泌尿器科疾患を疑うべきである.多くの泌尿器科疾患は,女性よりも男性に多い.
どのようなときに泌尿器科疾患による腹痛を疑うべきですか?
A.泌尿器科臓器(腎,尿管,膀胱など)は後腹膜臓器であるので,基本的には腹痛,特に正中部付近の腹痛が主症状になることはほとんどない.側腹部あるいは下腹部付近の疼痛が主で,腹膜刺激症状を伴わないような場合は,泌尿器科疾患を疑う.また,血尿をはじめとする排尿に関する症状を合併している場合も積極的に泌尿器科疾患を疑うべきである.多くの泌尿器科疾患は,女性よりも男性に多い.
参考文献
1)日本泌尿器科学会,他(編):尿路結石症診療ガイドライン 第2版2013年版,金原出版,2013
2)日本泌尿器科学会(編):腎外傷ガイドライン2016年版,金原出版,2016
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