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文献概要
特集 脱・「とりあえずCT」!—スマートな腹痛診療 実践編
左上腹部痛
著者: 小林健二1
所属機関: 1亀田京橋クリニック消化器内科
ページ範囲:P.1632 - P.1634
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42歳男性.脂質異常症で服薬治療中.来院2週間前から左上腹部の痛みを自覚するようになった.痛みの始まりは緩徐で,食後に出現することが多かった.痛みの性状は鈍痛で,中等度の強さ,持続は1〜2時間だった.嘔気,嘔吐,放散痛,食欲低下,体重減少,発熱はなかった.便の色は確認していない.痛みは労作とは関係ない.痛みが持続するため外来を受診した.発症からの2週間,痛みの増悪はない.
既往歴 脂質異常症.
42歳男性.脂質異常症で服薬治療中.来院2週間前から左上腹部の痛みを自覚するようになった.痛みの始まりは緩徐で,食後に出現することが多かった.痛みの性状は鈍痛で,中等度の強さ,持続は1〜2時間だった.嘔気,嘔吐,放散痛,食欲低下,体重減少,発熱はなかった.便の色は確認していない.痛みは労作とは関係ない.痛みが持続するため外来を受診した.発症からの2週間,痛みの増悪はない.
既往歴 脂質異常症.
参考文献
1)Cartwright SL, Knudson MP:Evaluation of acute abdominal pain in adults. Am Fam Physician 77:971-978, 2008
, Wolters Kluwer(last updated Nov 02, 2017)
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