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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻10号

2019年09月発行

文献概要

特集 脱・「とりあえずCT」!—スマートな腹痛診療 実践編

右下腹部痛

著者: 大前知也1

所属機関: 1JR東京総合病院消化器内科

ページ範囲:P.1644 - P.1646

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症例
44歳女性.生来健康で今朝までは特に異常はなかった.起床後しばらくしてから上腹部の違和感を自覚し,その後心窩部に軽い痛みと吐き気を自覚したが経過観察していた.食欲がなく朝食は軽めに摂取したが昼食は食べなかった.昼前に一度少量の排便があったが下痢ではなかった.昼過ぎから微熱がみられ,次第に痛みが右下腹部に移動し,増悪して歩くと響くようになったため夕方受診した.
既往歴 33歳:帝王切開.

参考文献

1)Theilen LH, et al:Utility of magnetic resonance imaging for suspected appendicitis in pregnant women. Am J Obstet Gynecol 212:345. e1-6, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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