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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻12号

2019年11月発行

文献概要

特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴 視点別 押さえておきたい検査の考え方

ルーチン検査の読み方—患者の病態を探る

著者: 本田孝行1 松本剛1 小林翔太1

所属機関: 1信州大学医学部附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.1914 - P.1919

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Point
◎ルーチン検査には,主に血算,生化学検査,尿・糞便検査,血清検査が含まれる.
◎正確なルーチン検査の解釈は診断と治療に役立ち,医師の人生が2倍楽しくなる.
◎信州大学方式のルーチン検査の読み方は,13の病態を決められた順番で検討する.
◎信州大学方式のルーチン検査の読み方は,複数の検査項目で1つの病態を探る.
◎信州大学方式のルーチン検査の読み方は,時系列データで病態を検討する.

参考文献

1)河合 忠(監),山田俊幸,本田孝行(編):異常値の出るメカニズム(第7版),医学書院,2018
2)黒川 清:水・電解質と酸塩基平衡—step by stepで考える(改訂第2版),南江堂,2004
3)本田孝行:検査値を読むトレーニング—ルーチン検査でここまでわかる,医学書院,2019
4)Ishimine N, et al:Combination of white blood cell count and left shift level real-timely reflects a course of bacterial infection. J Clin Lab Anal 27:407-411, 2013
5)Honda T, et al:Neutrophil left shift and white blood cell count as markers of bacterial infection. Clin Chim Acta 457:46-53, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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