文献詳細
特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴
視点別 押さえておきたい検査の考え方
文献概要
Point
◎不定愁訴では,検査よりも症候学に基づく医療面接や身体診察が診断において重要である.
◎器質的身体疾患の除外診断のための検査も重要だが,過剰な検査をしないように心がける.
◎疑われる疾患の検査前確率や感度・特異度,そして検査後確率を意識して検査をする.
◎不定愁訴では,検査よりも症候学に基づく医療面接や身体診察が診断において重要である.
◎器質的身体疾患の除外診断のための検査も重要だが,過剰な検査をしないように心がける.
◎疑われる疾患の検査前確率や感度・特異度,そして検査後確率を意識して検査をする.
参考文献
1)森田浩之(編):いきなり名医! 見わけが肝心,不定愁訴—訴えの見極め方と治療の極意,日本医事新報社,2010
2)Eikelboom EM, et al:A systematic review and meta-analysis of the percentage of revised diagnosis in functional somatic symptoms. J Psychosom Res 88:60-67, 2016
3)内科学研鑽会(編):カルテはこう書け! 目からウロコ「総合プロブレム方式」,新興医学出版社,2013
4)Rolfe A, Burton C:Reassurance after diagnostic testing with a low pretest probability of serious disease;Systematic review and meta-analysis. JAMA Intern Med 173:407-416, 2013
5)Rang M:The Ulysses syndrome. Can Med Assoc J 106:122-123, 1972
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