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文献概要
特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴 誤った解釈をされやすい検査
梅毒血清反応検査—STS法とTP法
著者: 本郷偉元1
所属機関: 1関東労災病院感染症内科
ページ範囲:P.2015 - P.2019
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◎梅毒血清反応検査は,結果の解釈が難しいことが多い.よくわからないとき,自信のないときは,信頼できる感染症内科医に相談する.
◎梅毒を見逃しやすい臨床状況を覚えておき,閾値を低くして梅毒血清反応をオーダーする.
◎無症状でも,梅毒感染リスクのある者,もし梅毒であった場合の影響が大きい者では梅毒スクリーニング検査を行う.
◎梅毒血清反応検査は,結果の解釈が難しいことが多い.よくわからないとき,自信のないときは,信頼できる感染症内科医に相談する.
◎梅毒を見逃しやすい臨床状況を覚えておき,閾値を低くして梅毒血清反応をオーダーする.
◎無症状でも,梅毒感染リスクのある者,もし梅毒であった場合の影響が大きい者では梅毒スクリーニング検査を行う.
参考文献
1)金井正光(監),奥村伸生,他(編):臨床検査法提要(改訂第34版),金原出版,2015
2)Workowski KA, et al:Sexually transmitted diseases treatment guidelines, 2015. MMWR Recomm Rep 64:1-137, 2015
3)本郷偉元:PID・STIのマネジメント.IDATENセミナーテキスト編集委員会(編):市中感染症診療の考え方と進め方(第2集)IDATEN感染症セミナー実況中継,pp 182-194,医学書院,2015
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