文献詳細
特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴
よくオーダーするのに案外知らない検査の基本
文献概要
Point
◎内視鏡検査では,解剖学的に観察しにくい部位があること,病変があっても認識されない,あるいは認識されても誤って解釈されるなど,さまざまな因子の影響を受けること,さらに検査の限界を理解する.
◎内視鏡検査の結果を単独で判断するのではなく,それ以外の臨床情報と合わせて判断することが重要である.
◎検査前に考えた鑑別疾患と検査結果に乖離がある場合には,必ず専門医と話し合い,必要なら再検査を行う.
◎内視鏡検査の結果によって患者のマネジメントが変わるのかを考え,結果がマネジメントに影響を与えないのであれば検査をオーダーしない.
◎内視鏡検査では,解剖学的に観察しにくい部位があること,病変があっても認識されない,あるいは認識されても誤って解釈されるなど,さまざまな因子の影響を受けること,さらに検査の限界を理解する.
◎内視鏡検査の結果を単独で判断するのではなく,それ以外の臨床情報と合わせて判断することが重要である.
◎検査前に考えた鑑別疾患と検査結果に乖離がある場合には,必ず専門医と話し合い,必要なら再検査を行う.
◎内視鏡検査の結果によって患者のマネジメントが変わるのかを考え,結果がマネジメントに影響を与えないのであれば検査をオーダーしない.
参考文献
1)Barclay RL, et al:Colonoscopic withdrawal times and adenoma detection during screening colonoscopy. N Engl J Med 355:2533-2541, 2006
(last updated May 22, 2018)
(last updated Oct 11, 2018)
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