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特集 プライマリ・ケアのための—ポリファーマシー「超」整理法 ポリファーマシーの基本を整理する
ポリファーマシーの原因その1—医療システムから見えてくるもの
著者: 西村正大1
所属機関: 1公益社団法人地域医療振興協会奈良市立都祁診療所
ページ範囲:P.2104 - P.2106
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◎健診・検診の科学的根拠は意外と乏しく,薬物療法の導入は慎重に.
◎日本には,ポリファーマシーに結びつきやすい構造的な問題が数多く存在する.
◎個人と社会の双方の視点からポリファーマシーを理解すべきである.
◎健診・検診の科学的根拠は意外と乏しく,薬物療法の導入は慎重に.
◎日本には,ポリファーマシーに結びつきやすい構造的な問題が数多く存在する.
◎個人と社会の双方の視点からポリファーマシーを理解すべきである.
参考文献
1)Lasse T, et al:General health checks in adults for reducing morbidity and mortality from disease:Cochrane systematic review and meta-analysis. BMJ 345:e7191, 2012
2)Skaaby T, et al:Effects of invitation to participate in health surveys on the incidence of cardiovascular disease:A randomized general population study. Int J Epidemiol 46:603-611, 2017
3)厚生労働省:平成29年度医療給付実態調査報告書 調査結果の概要. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/iryouhoken/database/zenpan/iryoukyufu.html(2019年9月閲覧)
4)Bergman A, et al:Evaluation of the quality of drug therapy among elderly patients in nursing homes. Scand J Prim Health Care 25:9-14, 2007
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