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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻2号

2019年02月発行

文献概要

特集 抗血栓療法のジレンマ—予防すべきは血栓か,出血か? 対談

抗血栓療法の現場から—実臨床と病診連携のポイント

著者: 奥田武志1 上妻謙2

所属機関: 1奥田クリニック 2帝京大学医学部附属病院循環器内科

ページ範囲:P.200 - P.205

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抗血栓療法の対象となるのは虚血性心疾患をはじめ末梢動脈疾患や脳血管疾患などがあり,患者さんの数は大変多いです.しかし,これらの患者さんの二次予防を大学病院や専門病院でずっとフォローしていくわけにはいきませんから,かかりつけの先生方に逆紹介する必要があります.ただ,その場合に大きなハードルとなっているのが,抗血栓療法のもつ血栓と出血のジレンマではないかと思うのです.そこで本日は地域の開業医として普段から病診連携にご協力いただいている奥田先生と,抗血栓療法の実臨床についてお話ししたいと思います.(上妻)

参考文献

1)藤本一眞,他(編):抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン.Gastroenterol Endosc 54:2075-2102, 2012
2)加藤元嗣,他(編):抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン 直接経口抗凝固薬(DOAC)を含めた抗凝固薬に関する追補2017.Gastroenterol Endosc 59:1547-1558, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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