文献詳細
文献概要
特集 抗血栓療法のジレンマ—予防すべきは血栓か,出血か? この疾患にはこの抗血栓薬が必要
アテローム血栓性脳梗塞,ラクナ梗塞,心原性脳梗塞
著者: 星野晴彦12
所属機関: 1東京都済生会中央病院神経内科 2東京都済生会中央病院脳卒中センター
ページ範囲:P.222 - P.226
文献購入ページに移動◎アテローム血栓性脳梗塞とラクナ梗塞は非心原性脳梗塞に分類され,抗血小板療法を行う.
◎非心原性脳梗塞の抗血小板療法は,急性期には多剤併用療法,慢性期には単剤療法が原則である.
◎アテローム血栓性脳梗塞では,急性期に抗トロンビン薬のアルガトロバンが用いられている.
◎心房細動による心原性脳塞栓症では,抗凝固療法(ワルファリンまたは直接経口抗凝固薬)を行う.
参考文献
掲載誌情報