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特集 抗血栓療法のジレンマ—予防すべきは血栓か,出血か? 抗凝固薬の特性を理解する
ヘパリン,エノキサパリン,フォンダパリヌクスの適応と使用法
著者: 関俊樹1 山本剛1
所属機関: 1日本医科大学付属病院心臓血管集中治療科
ページ範囲:P.272 - P.275
文献購入ページに移動◎ヘパリンの用量は,活性化部分トロンボプラスチン時間が対照値の1.5〜2.5倍に延長するように調節する.
◎エノキサパリン,フォンダパリヌクスは,用量反応性に優れているため凝固モニタリングが必要ない.
◎ヘパリンの副作用として,出血のほかヘパリン起因性血小板減少症がある.
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