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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻3号

2019年03月発行

文献概要

特集 TPOで読み解く心電図 場面(救急)から考える

救急外来で遭遇する徐脈には何があるか?

著者: 磯一貴1 立花栄三1

所属機関: 1川口市立医療センター循環器科

ページ範囲:P.422 - P.425

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Point
◎救急外来で徐脈に遭遇した場合,まずバイタルサインを確認した後,12誘導心電図検査を施行するべきである.
◎救急外来受診時の主訴を把握し,徐脈による症状かどうかを評価することが重要である.
◎徐脈には洞不全症候群と房室ブロックがあり,それぞれは心電図の所見でさらに細分類されるが,重症度を把握するうえでそれらを押さえておく必要がある.

参考文献

1)Rubenstein JJ, et al:Clinical spectrum of the sick sinus syndrome. Circulation 46:5-13, 1972
2)Wenchebach KF:Zur Analyse des unregelmäβigen Pulses. Z klin Med 37:485, 189-189, 1899
3)木村一雄,他(編):ST上昇型急性心筋梗塞の診療に関するガイドライン(2013年改訂版),2013 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_kimura_h.pdf(2019年1月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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