文献詳細
文献概要
増刊号 一人でも慌てない!—「こんなときどうする?」の処方箋85 どうする? 神経
46 意識が飛びました—一過性意識消失へのアプローチ
著者: 小島直樹1
所属機関: 1公立昭和病院救急科
ページ範囲:P.250 - P.254
文献購入ページに移動症例呈示
転倒による頭部打撲で搬送された78歳男性.
●受傷直後は意識がなかったが,ER到着時には清明.
●先週も頭部打撲で他院を受診しており,その時は歩行中に意識が飛び,気がついたら転倒していたとのこと.
転倒による頭部打撲で搬送された78歳男性.
●受傷直後は意識がなかったが,ER到着時には清明.
●先週も頭部打撲で他院を受診しており,その時は歩行中に意識が飛び,気がついたら転倒していたとのこと.
参考文献
1)井上 博,他(編):失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版),日本循環器学会,2012 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_inoue_h.pdf(2019年1月閲覧)
2)Task Force for the Diagnosis and Management of Syncope;European Society of Cardiology(ESC);European Heart Rhythm Association(EHRA);Heart Failure Association(HFA);Heart Rhythm Society(HRS):Guidelines for the diagnosis and management of syncope(version 2009). Eur Heart J 30:2631-2671, 2009
3)Brignole M, et al:2018 ESC Guidelines for the diagnosis and management of syncope. Eur Heart J 39:1883-1948, 2018
4)古川俊行:失神外来を始めよう! 失神のリスク評価の考え方・進め方,文光堂,2017
掲載誌情報