文献詳細
文献概要
増刊号 一人でも慌てない!—「こんなときどうする?」の処方箋85 どうする? 感染症
60 間違っていないか? 抗菌薬の使い方
著者: 米本仁史1
所属機関: 1神戸大学医学部附属病院感染症内科
ページ範囲:P.326 - P.329
文献購入ページに移動 次の症例から,抗菌薬の適正使用について考えてみたい.
高熱を主訴に入院した70歳男性.
原因はよくわからないが,高熱が心配で担当医はピペラシリン・タゾバクタム(ゾシン®)を開始した.1週間後に解熱したが,経過中にMRIで椎体炎が見つかった.担当医は今後の抗菌薬治療をどうすればよいかわからず,困ってしまった.
高熱を主訴に入院した70歳男性.
原因はよくわからないが,高熱が心配で担当医はピペラシリン・タゾバクタム(ゾシン®)を開始した.1週間後に解熱したが,経過中にMRIで椎体炎が見つかった.担当医は今後の抗菌薬治療をどうすればよいかわからず,困ってしまった.
参考文献
1)厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業(JANIS) http://janis.mhlw.go.jp(2019年2月閲覧)
2)Cheston BC:Antibiotic Essentials, 15th ed, Jaypee Brothers Medical Publishers Ltd, New Delhi, 2017
3)Lindsay MG:Kucers' The Use of Antibiotics, 6th ed, Hodder Arnold, London, 2010
4)CLSI M100 and M60 http://em100.edaptivedocs.info(2019年2月閲覧)(最新のCLSI文書が無料で公開されているサイト)
掲載誌情報