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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻6号

2019年05月発行

文献概要

特集 糖尿病診療の“Q”—現場の疑問に答えます 治療 【薬物療法(注射薬)】

GLP-1受容体作動薬—インスリンとはどうやって使い分けるのだろう?

著者: 大西由希子1

所属機関: 1朝日生命成人病研究所糖尿病代謝内科治験部

ページ範囲:P.858 - P.861

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Point
◎インスリンとGLP-1受容体作動薬は,両者とも注射薬だが作用機序も特徴も異なる.
◎GLP-1受容体作動薬は単独の使用においては重篤な低血糖をきたさない.
◎GLP-1受容体作動薬には血糖降下作用に加えて体重が増えにくく,体重減少効果を期待できるものもある.
◎GLP-1受容体作動薬はそれぞれの製剤に特徴があるので,長所を生かし使い分ける.

参考文献

1)Marso SP, et al:Liraglutide and cardiovascular outcomes in type 2 diabetes. N Engl J Med 375:311-322, 2016
2)Marso SP, et al:Semaglutide and cardiovascular outcomes in patients with type 2 diabetes. N Engl J Med 375:1834-1844, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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