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特集 抗菌薬をアップデートせよ!—耐性菌に立ち向かう! 適正化の手法から新薬の使い分けまで 系統別アップデート① 基本事項の確認と新しいエビデンス,添付文書変更をアップデートせよ!
抗MRSA薬をアップデートせよ
著者: 鴨志田聡1
所属機関: 1茨城県厚生連総合病院水戸協同病院薬剤部
ページ範囲:P.1022 - P.1025
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◎バンコマイシンのMIC≧2μg/mLの場合,他の抗MRSA薬を考慮する.
◎バンコマイシンとピペラシリン/タゾバクタムの併用は腎障害のリスクが上がる.
◎「なんとなく」標準治療にリファンピシンを併用することは控える.
◎バンコマイシンのMIC≧2μg/mLの場合,他の抗MRSA薬を考慮する.
◎バンコマイシンとピペラシリン/タゾバクタムの併用は腎障害のリスクが上がる.
◎「なんとなく」標準治療にリファンピシンを併用することは控える.
参考文献
1)MRSA感染症の治療ガイドライン作成委員会編:MRSA感染症の治療ガイドライン改訂版2017,日本化学療法学会,日本感染症学会,2017
2)Rossi F, et al:Transferable vancomycin resistance in a community-associated MRSA lineage. N Engl J Med 370:1524-1531, 2014
3)Luther MK, et al:Vancomycin plus piperacillin-tazobactam and acute kidney injury in adults;A systematic review and meta-analysis. Crit Care Med 46:12-20, 2018
4)Thwaites GE, et al:Adjunctive rifampicin for Staphylococcus aureus bacteraemia(ARREST):A multicentre, randomised, double-blind, placebo-controlled trial. Lancet 391:668-678, 2018
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