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特集 抗菌薬をアップデートせよ!—耐性菌に立ち向かう! 適正化の手法から新薬の使い分けまで 実際どうする適正化! 手法とお得感・安心感
「通常:喉が痛い風邪に第3世代セフェム」→「代替薬:なし? アモキシシリン?」
著者: 忽那賢志1
所属機関: 1国立国際医療研究センター国際感染症センター
ページ範囲:P.1074 - P.1076
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◎咽頭炎の原因の多くはウイルス性であり抗菌薬は不要である.
◎ウイルス性か細菌性かを考える際には炎症の限局性を考慮する.
◎溶連菌性咽頭炎に“DU”はお薦めしません.
◎咽頭炎の原因の多くはウイルス性であり抗菌薬は不要である.
◎ウイルス性か細菌性かを考える際には炎症の限局性を考慮する.
◎溶連菌性咽頭炎に“DU”はお薦めしません.
参考文献
1)Bisno AL:Acute pharyngitis. N Engl J Med 344:205-211, 2001
2)大曲貴夫:「抗微生物薬適正使用の手引き」について.呼吸器内科33:590-594, 2018
3)忽那賢志:「だいたいウンコになる」抗菌薬にご用心!.日経メディカルAナーシング,2015
4)Casey JR, Pichichero ME:Meta-analysis of cephalosporins versus penicillin for treatment of group A streptococcal tonsillopharyngitis in adults. Clin Infect Dis 38:1526-1534, 2004
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