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文献詳細

雑誌文献

medicina56巻8号

2019年07月発行

文献概要

特集 一歩踏み込んだ—内科エマージェンシーのトリセツ 時間経過を味方に診断

失神—来院時無症状だけど徐脈性不整脈かも?

著者: 西信俊宏1 志水太郎1

所属機関: 1獨協医科大学病院総合診療科

ページ範囲:P.1286 - P.1288

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Point
◎来院時無症状である場合は,問診・診察・心電図で徐脈性失神を鑑別に挙げる.
◎徐脈性失神を疑った時は,失神の頻度とリスクに応じて検査を決める.
◎再診時期の明確な基準はないが,家族を含め周囲と情報共有をすることが大切である.

参考文献

1)2017 ACC/AHA/HRS Guideline for the Evaluation and Management of Patients With Syncope. https://www.ahajournals.org/doi/pdf/10.1161/CIR.0000000000000499(2019年4月閲覧)
2)Alboni P, et al:Diagnostic value of history in patients with syncope with or without heart disease. J Am Coll Cardiol 37:1921-1928, 2001
3)失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版)日本循環器学会,2012 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_inoue_h.pdf(2019年4月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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