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特集 みんなが知っておきたい透析診療—透析のキホンと患者の診かた
扉
著者: 志水英明1
所属機関: 1大同病院腎臓内科
ページ範囲:P.1355 - P.1355
文献購入ページに移動 高齢化が進むわが国では腎機能の低下した患者が増加しており,現在約33万人が透析を受けているとされる.当然,内科外来で透析患者を診る機会は今後さらに多くなるだろう.しかし透析患者においては,診療上,注意すべき点が数多く存在する.例えば,以下のような事例があった.
1)維持透析中の患者が手術のために外科系診療科へ入院し,透析翌日に手術を行う予定となった.しかし手術当日,挿管後の採血で高度の高カリウム血症が判明し,手術を「中止するか・継続するか」で慌てる事態となった.幸い,グルコース・インスリン療法でカリウムも安定し,無事手術が施行できた.
1)維持透析中の患者が手術のために外科系診療科へ入院し,透析翌日に手術を行う予定となった.しかし手術当日,挿管後の採血で高度の高カリウム血症が判明し,手術を「中止するか・継続するか」で慌てる事態となった.幸い,グルコース・インスリン療法でカリウムも安定し,無事手術が施行できた.
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