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特集 今の流れに乗り遅れない!—プライマリ・ケアでの呼吸器疾患の診かた・薬の使いかた 今の時代の呼吸器薬
—使いこなそう!—吸入デバイスの使い分け
著者: 白木晶1
所属機関: 1大垣市民病院呼吸器内科
ページ範囲:P.32 - P.35
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◎吸入薬は,薬剤,吸入回数,吸気流量,手指筋力,患者の好みで選ぶ.
◎自分で粉を吸い込むドライパウダー式と,噴霧される霧状の薬剤を吸入する噴霧式に大別される.
◎喘息は,エリプタ®,タービュヘイラー®,pMDIから,COPDはエリプタ®,ブリーズヘラー®,レスピマット®から選ぶことが多い.
◎吸入薬は,薬剤,吸入回数,吸気流量,手指筋力,患者の好みで選ぶ.
◎自分で粉を吸い込むドライパウダー式と,噴霧される霧状の薬剤を吸入する噴霧式に大別される.
◎喘息は,エリプタ®,タービュヘイラー®,pMDIから,COPDはエリプタ®,ブリーズヘラー®,レスピマット®から選ぶことが多い.
参考文献
1)須田茂明,他:慢性閉塞性肺疾患に使用される気管支拡張薬のドライパウダー吸入器の吸気抵抗.日呼吸誌5:285-289,2016
2)白木 晶,他:一秒量低値症例における吸気流速によるドライパウダー製剤間の比較検討.日呼吸ケアリハ学誌25:244-247,2015
3)Laube BL, et al:The effect of aerosol distribution on airway responsiveness to inhaled methacholine in patients with asthma. J Allergy Clin Immunol 89:510-518, 1992
4)Molimard M, et al:Chronic obstructive pulmonary disease exacerbation and device handling;Real-life assessment of 2935 patients. Eur Respir J 49:1601794, 2017
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