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特集 今の流れに乗り遅れない!—プライマリ・ケアでの呼吸器疾患の診かた・薬の使いかた 最新の肺炎診療の考えかた
市中肺炎で非定型病原体をカバーする治療を検討すべき場合
著者: 櫻井隆之1
所属機関: 1NTT東日本関東病院感染症内科
ページ範囲:P.58 - P.60
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◎起炎菌としての非定型病原体が診断できれば治療対象となる.
◎診断できない場合でも中等症以上であれば治療対象となりうる.
◎細菌性肺炎との混合感染についてはデータが少なく治療対象としては推奨されないが,個別の状況に応じる必要はある.
◎起炎菌としての非定型病原体が診断できれば治療対象となる.
◎診断できない場合でも中等症以上であれば治療対象となりうる.
◎細菌性肺炎との混合感染についてはデータが少なく治療対象としては推奨されないが,個別の状況に応じる必要はある.
参考文献
1)日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドライン2017作成委員会(編):成人肺炎診療ガイドライン2017.日本呼吸器学会,2017
2)Garin N, et al:β-Lactam monotherapy vs β-lactam-macrolide combination treatment in moderately severe community-acquired pneumonia;A randomized noninferiority trial. JAMA Intern Med 174:1894-1901, 2014
3)Joshua PM, et al:Diagnosis and treatment of adults with community-acquired pneumonia. An official clinical practice guideline of the American Thoracic Society and Infectious Diseases Society of America. Am J Resp Crit Care Med 200:e45-e67, 2019
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