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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻1号

2020年01月発行

文献概要

特集 今の流れに乗り遅れない!—プライマリ・ケアでの呼吸器疾患の診かた・薬の使いかた 最新の肺炎診療の考えかた

医療介護関連肺炎(NHCAP)の治療—日本と欧米の考えかたからグラム染色の意義まで

著者: 桂田直子1

所属機関: 1神戸大学大学院医学研究科内科学講座呼吸器内科学分野

ページ範囲:P.62 - P.65

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Point
◎NHCAPの多くは,介護を必要とする高齢者や疾患終末期の状態としての肺炎である.
◎終末期としての肺炎や繰り返す誤嚥の場合は,積極的な治療を望むか意向を確認する.
◎敗血症,重症度,耐性菌リスクを考慮して,初期抗菌薬の選択をする.
◎NHCAPにおいても抗菌薬投与前に喀痰を採取し,できる限り起因菌の同定を行う.

参考文献

1)日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドライン2017作成委員会(編):成人肺炎診療ガイドライン2017.日本呼吸器学会,2017
2)Fukuyama H, et al:Validation of sputum Gram stain for treatment of community-acquired pneumonia and healthcare-associated pneumonia:A prospective observational study. BMC Infect Dis 14:534, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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