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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻1号

2020年01月発行

特集 今の流れに乗り遅れない!—プライマリ・ケアでの呼吸器疾患の診かた・薬の使いかた

気管支喘息とCOPD診療の「今」

気管支喘息急性増悪への対応

著者: 渡辺徹也1

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科呼吸器内科学

ページ範囲:P.96 - P.100

文献概要

Point
◎気管支喘息急性増悪(発作)は,突然の発症から心肺停止をきたしうる致死的疾患であり,迅速な増悪(発作)の重症度(強度)評価を行い,強度に合わせた初期治療を使い分ける.
◎アスピリン喘息・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)過敏喘息が疑わしい場合,全身副腎皮質ステロイド(全身性ステロイド)の選択には注意を要する.

参考文献

1)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監修),「喘息予防・管理ガイドライン2018」作成委員(編):喘息予防・管理ガイドライン2018,協和企画,2018
2)GINA 2019 Main Report:Global initiative for Asthma(GINA), 2019 https://ginasthma.org/gina-reports/(2019年10月閲覧)
3)日本内科学会認定医制度審議会救急委員会(編):内科救急診療指針2016,日本内科学会,2016
4)日本呼吸器学会NPPVガイドライン作成委員会(編):NPPV(非侵襲的陽圧換気療法ガイドライン),南江堂,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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