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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻1号

2020年01月発行

特集 今の流れに乗り遅れない!—プライマリ・ケアでの呼吸器疾患の診かた・薬の使いかた

気管支喘息とCOPD診療の「今」

難治性喘息への対応—生物学的製剤・気管支サーモプラスティの適応

著者: 出雲雄大1

所属機関: 1日本赤十字社医療センター呼吸器内科

ページ範囲:P.102 - P.105

文献概要

Point
◎難治性喘息と診断する前に,喘息の診断が確かであるか,合併症のコントロール状況,吸入などの薬剤のアドヒアランスの検討が重要である.
◎全身性ステロイドはさまざまな合併症を併発するため,安易な使用は避け生物学的製剤の適応を検討する.
◎生物学的製剤や気管支サーモプラスティなどの治療法にはそれぞれに特徴があり,これらの治療を行う前に専門医へのコンサルテーションが望ましい.

参考文献

1)日本アレルギー学会(編):アレルギー総合ガイドライン,協和企画,2019
2)日本呼吸器学会難治性喘息診断と治療の手引き2019作成委員会:難治性喘息診断と治療の手引き2019,メディカルレビュー社,2019
3)Izumo T, et al:Rapid effects of benralizumab on severe asthma during surgery for residual tumor after advanced lung squamous cell carcinoma treatment with pembrolizumab. Respir Med Case Rep 26:292-295, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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