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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻10号

2020年09月発行

文献概要

連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・29

手が震える!今度はParkinson病!?—安静時振戦

著者: 難波雄亮12

所属機関: 1亀田京橋クリニック 2亀田総合病院神経内科

ページ範囲:P.1625 - P.1628

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 前回は日常診療で頻度の高い本態性振戦について勉強しました.動作時振戦である本態性振戦のなかには,Parkinson病による安静時振戦が紛れています.圧倒的に本態性振戦に遭遇する頻度が高いのですが,どのように区別していけばよいのでしょうか? それでは安静時振戦の特徴について勉強していきましょう!
 
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年8月31日まで公開)。

参考文献

1)平山惠造(編著):カラーイラストで学ぶ神経症候学,文光堂出版,2015
2)花島律子:振戦の病態生理.臨神経53:1276-1278, 2013
3)日本神経治療学会(編):標準的神経治療;本態性振戦.神経治療28:297-325, 2011
4)Elias WJ, Shah BB:Tremor.JAMA 311:948-954, 2014
5)Puschmann A, Wszolek ZK:Diagnosis and treatment of common forms of tremor. Semin Neurol 31:65-77, 2011
6)Chen W, et al:Rest tremor revisited;Parkinson's disease and other disorders. Transl Neurodegener 6:16, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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