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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻11号

2020年10月発行

特集 皮疹はこう見る,こう表現する

基本の発疹を理解する

水疱,疱疹

著者: 白濱茂穂1

所属機関: 1聖隷三方原病院皮膚科

ページ範囲:P.1828 - P.1830

文献概要

水疱
▶発疹の定義
 直径5mm以上のものを水疱,これ以下のものを小水疱という.内容物の成分は血漿成分が主体である.被膜が厚く張りのあるものを緊満性水疱と言う.被膜に張りがないものは弛緩性水疱と呼ばれ,破れやすい.手掌足底は角層が厚いため,生じた水疱は隆起することが少なく,小さな水滴として見えることがある(汗疱状).

参考文献

1)青山裕美:DPP-4阻害薬内服患者に生じる薬剤性関連水疱性類天疱瘡.皮病診療38:964-970, 2016
2)白濱茂穂,渡辺大輔(編):目からうろこのヘルペス診療ハンドブック—その診断・治療で大丈夫? 南江堂,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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