文献詳細
特集 皮疹はこう見る,こう表現する
基本の発疹を理解する
文献概要
水疱
▶発疹の定義
直径5mm以上のものを水疱,これ以下のものを小水疱という.内容物の成分は血漿成分が主体である.被膜が厚く張りのあるものを緊満性水疱と言う.被膜に張りがないものは弛緩性水疱と呼ばれ,破れやすい.手掌足底は角層が厚いため,生じた水疱は隆起することが少なく,小さな水滴として見えることがある(汗疱状).
▶発疹の定義
直径5mm以上のものを水疱,これ以下のものを小水疱という.内容物の成分は血漿成分が主体である.被膜が厚く張りのあるものを緊満性水疱と言う.被膜に張りがないものは弛緩性水疱と呼ばれ,破れやすい.手掌足底は角層が厚いため,生じた水疱は隆起することが少なく,小さな水滴として見えることがある(汗疱状).
参考文献
1)青山裕美:DPP-4阻害薬内服患者に生じる薬剤性関連水疱性類天疱瘡.皮病診療38:964-970, 2016
2)白濱茂穂,渡辺大輔(編):目からうろこのヘルペス診療ハンドブック—その診断・治療で大丈夫? 南江堂,2017
掲載誌情報