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特集 皮疹はこう見る,こう表現する よく見る皮膚疾患を発疹レベルで理解する 〈皮膚炎・蕁麻疹など〉
アトピー性皮膚炎
著者: 伊藤友章1
所属機関: 1東京医科大学皮膚科学分野
ページ範囲:P.1862 - P.1864
文献購入ページに移動 アトピー性皮膚炎は気管支喘息,アレルギー鼻炎と同様に患者数の多い疾患である.日常診療の問診時に,「アトピー性皮膚炎で現在治療中」「小児期に治療歴あり」と患者から聴取することがある.本稿では,皮膚科医以外の医師がアトピー性皮膚炎と診断ができるように解説し,またおさえておきたい合併症について紹介する.
参考文献
1)加藤則人,他:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018.日皮会誌128:2431-2502, 2018
2)Hanifin JM, et al:The eczema area and severity index(EASI);Assessment of reliability in atopic dermatitis. EASI Evaluator Group,Exp Dermatol 10:11-18, 2001
3)Charman CR, et al:Translating Patient-Oriented Eczema Measure(POEM)scores into clinical practice by suggesting severity strata derived using anchor-based methods, Br J Dermatol 169:1326-1332, 2013
4)佐藤美聡,他:当院におけるアトピー性皮膚炎に対するデュピルマブの使用経験.日皮会誌129:2755-2762, 2019
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