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特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ 各論(症状編)
感覚障害の診かた—脳梗塞などの危険なしびれ,手根管症候群などの頻度の高いしびれの鑑別ポイント
著者: 大石真莉子1 神田隆1
所属機関: 1山口大学大学院医学系研究科臨床神経学
ページ範囲:P.2272 - P.2274
文献購入ページに移動◎「しびれ」の意味する内容は患者によってさまざまであり,運動障害や意識障害をしびれと訴える患者も少なくない.
◎感覚障害を主体とするしびれの診断には詳細な病歴聴取が重要である.
◎神経の障害部位により感覚障害のパターンはさまざまであり,障害部位による特徴的な症状のパターンを理解し,それぞれの症状に応じた代表的疾患を念頭に置き,診療に当たる必要がある.
◎急速進行性の感覚障害をきたす場合は,速やかに神経専門医へコンサルトする.
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