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特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ 各論(症状編)
歩行障害の診かた—頻度の高い歩行障害の種類と鑑別ポイント
著者: 赫寛雄1 相澤仁志1
所属機関: 1東京医科大学神経学分野
ページ範囲:P.2292 - P.2294
文献購入ページに移動◎診察では姿勢,歩幅,歩隔,足の挙上と接地,リズム,安定性に注目して観察する.
◎痙性片麻痺では内反尖足となり,足を外側に振り出して半円形を描くようにして歩行する.
◎腰帯部(中腰筋)の筋力低下により,動揺歩行が認められる.
◎Parkinson病では歩幅,歩隔,足の挙上,上肢の腕振りが減少する.
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