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特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ 各論(疾患編)
Guillain-Barré症候群を疑う神経症候とその対処法—急性発症の四肢麻痺やしびれ
著者: 国分則人1
所属機関: 1獨協医科大学脳神経内科
ページ範囲:P.2322 - P.2324
文献購入ページに移動◎Guillain-Barré症候群は,急性四肢麻痺の原因疾患として最も頻度が高い.
◎Guillain-Barré症候群の脱力は,基本的に近位筋と遠位筋の両方に分布する.
◎Guillain-Barré症候群の診断は,急性発症の上下肢の脱力が末梢神経障害に起因することを証明することによる.
◎急性期には,現在進行形で不可逆的な神経障害が起きている,という意識をもつ必要がある.
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