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書評
—花輪壽彦 編—漢方処方ハンドブック
著者: 松田隆秀1
所属機関: 1聖マリアンナ医大・総合診療内科学
ページ範囲:P.337 - P.337
文献購入ページに移動 西洋医学の知恵では十分に対応できない患者さんに対し,漢方の知恵を加えることができればどれだけ素晴らしいことだろうか——私が日常診療で感じていることの1つである.これまで漢方の解説書を手にするときには,これから漢方の世界に入ることに対しての気持ちの切り換えが必要であった.このような現象は私だけであろうか? 電車の中で本書を手にしてパラパラと数ページを眺めてみたが,本書に吸い込まれるように自然体で全ページを速読することとなった.漢方専門医ではない私にとって,心構えなしで目を通せる漢方解説書との初めての出合いであった.
本書を薦める理由として,以下の点を挙げてみたい.
本書を薦める理由として,以下の点を挙げてみたい.
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