押さえておきたい必須ポイント!
・質の高い適切な胸骨圧迫を行い,胸骨圧迫の中断を最小限とすることが再強調された.
・心拍再開後で昏睡状態が持続する場合は,発生場所や初期波形にかかわらず体温管理療法を行うことが推奨された.
・ファーストエイドの章が新設された.
雑誌目次
medicina57巻4号
2020年04月発行
雑誌目次
増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
救急
1 蘇生—JRC蘇生ガイドライン2015
著者: 吉田浩輔 , 西山慶
ページ範囲:P.8 - P.11
2 急性腹症—急性腹症診療ガイドライン2015
著者: 佐藤武揚
ページ範囲:P.12 - P.15
押さえておきたい必須ポイント!
・急性腹症は疾患ではなく症状から診断するもので,関わる臓器は複数にわたり重篤な疾患も含まれる.
・急性腹症は血液検査や画像検査で偽陰性のことがあり病歴や身体所見から総合的に判断する.しかしながら初療時に診断がつかないことが稀ではない.
・急性腹症はまず,生命に危険を及ぼす兆候があるかどうかABCDの異常を評価し(step1),その後病態,身体所見などから診断を進める(step2).ABCDに異常がみられた場合には緊急処置,専門施設への転送,集中治療を考慮する.
・閉塞機転を伴わない腸管麻痺をイレウスとし,従来の機械性イレウスを腸閉塞と定義した.
3 熱中症—熱中症診療ガイドライン2015
著者: 米川力
ページ範囲:P.16 - P.18
押さえておきたい必須ポイント!
・臨床症状分類ではなく重症度分類を提示している.
・予防・治療に市販の経口補水液を推奨している.
・予後を強調することで,早期の介入を強調している.
感染症
4 予防接種—予防接種ガイドライン(2019年度版)
著者: 中野貴司
ページ範囲:P.20 - P.23
押さえておきたい必須ポイント!
・予防接種の意義,制度の体系,法律に基づく対象疾病,起こりうる副反応や発生した場合の対応などについて,小児のA類定期接種を中心に解説している.
・予防接種を実施する医療者や行政担当者が知っておくべき事項を記載している.
・「定期接種実施要領」の一部改正(平成31年3月20日付け健発0320第1号,同日施行)をふまえて改訂された.
5 HIV感染症—抗HIV治療ガイドライン
著者: 安藤尚克 , 岡慎一
ページ範囲:P.25 - P.27
押さえておきたい必須ポイント!
・初回治療として選択すべき抗HIV薬の組み合わせが変更となった.
・ウィルス学的抑制が長期に安定して得られている患者において2剤治療への変更も記載された.
・曝露後予防(PEP)内服薬に関して,テノホビルアラフェナミド/エムトリシタビン(TAF/FTC)は妊婦での安全性が確立していないこと,妊娠の可能性が否定できればラルテグラビル(RAL)+TAF/FTCも使用可能なことが追記となった.
6 敗血症—日本版敗血症診療ガイドライン2016
著者: 山岸由佳 , 三鴨廣繁
ページ範囲:P.28 - P.31
押さえておきたい必須ポイント!
・敗血症の定義が「The Third International Consensus Definitions for Sepsis and Septic Shock(Sepsis-3)」による定義へ変更となった.
・それに伴い,重症度が,敗血症と敗血症性ショックの2分類となった.
・初期蘇生において従来推奨されていた「早期目標達成指向型管理法(EGDT)」を実施しないことが弱く推奨された.
7 性感染症—性感染症診断・治療ガイドライン2016
著者: 谷崎隆太郎
ページ範囲:P.32 - P.34
押さえておきたい必須ポイント!
・尿道炎の治療では淋菌とクラミジアを主なターゲットとするが,近年
・梅毒の標準治療は,海外ではbenzathine penicillin G筋注だが,本邦ではバイシリンまたはアモキシシリン内服で治療している.
・性器ヘルペスの治療は,初発時,再発時,再発抑制に分けて考える.
8 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症—MRSA感染症の治療ガイドライン2019年改訂版
著者: 福盛達也 , 笠原敬
ページ範囲:P.35 - P.37
押さえておきたい必須ポイント!
・新たなオキサゾリジノン系抗MRSA薬テジゾリド(TZD)が2018年に発売となった.
・TZDの保険適用は手術部位感染症(SSI)を含む皮膚軟部組織感染症に限られる.
・いずれの疾患においても第一選択薬は基本的にバンコマシイン(VCM)である.
9
著者: 西田裕介 , 岡秀昭
ページ範囲:P.38 - P.41
押さえておきたい必須ポイント!
・
・重症度の定義に関して当ガイドラインでは明確に規定しておらず,各種ガイドライン,各研究者の提唱を一覧として示し,参考とする形をとっている.
・IDSAガイドラインではメトロニダゾールが第一選択から外れたが,当ガイドラインでは非重症例ではメトロニダゾールを第一選択としている.
循環器
10 狭心症(冠攣縮性狭心症)—冠攣縮性狭心症の診断と治療に関するガイドライン(2013年改訂版)
著者: 山室惠 , 坂本知浩 , 中尾浩一
ページ範囲:P.44 - P.47
押さえておきたい必須ポイント!
・冠攣縮性狭心症の内服治療(スタチン,ファスジル:ClassⅡb)が追加された.
・難治性冠動脈性狭心症の治療法について考察が追加された.
・冠攣縮と心臓突然死に関して,植え込み型除細動器の適応について考慮されている.
11 心筋梗塞—急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)
著者: 小菅雅美
ページ範囲:P.48 - P.50
押さえておきたい必須ポイント!
・心筋バイオマーカーとしては心筋トロポニン(特に高感度心筋トロポニン)が強く推奨された.
・初期治療で,酸素飽和度90%以上の患者に対するルーチンの酸素投与は推奨されない.
・DAPT(2剤併用抗血小板療法)の推奨基準期間が6〜12カ月と短期化された.
・LDL-C値にかかわらず,忍容可能な最大用量のストロング・スタチン投与が強く推奨された.
12 心房細動—心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版)
著者: 山上文 , 西原崇創
ページ範囲:P.52 - P.55
押さえておきたい必須ポイント!
・直接経口抗凝固薬(direct oral anticoagulants:DOAC)が追加され,ワーファリンに変わり抗凝固療法の主流として位置づけられた.
・ワルファリンの日本人向けの目標PT-INRの記載が加わった.
・「弁膜症性」を人工弁置換後とリウマチ性僧帽弁膜症(主に狭窄症)のみとし,僧帽弁修復術後やリウマチ性でない僧帽弁閉鎖不全症などは非弁膜症性に含まれることになった.
・出血リスクスコアとしてHAS-BLEDスコアが紹介された.
13 高血圧—高血圧治療ガイドライン2019
著者: 中川直樹 , 長谷部直幸
ページ範囲:P.56 - P.59
押さえておきたい必須ポイント!
・高血圧の基準は従来通り診察室血圧140/90mmHg以上だが,診察室血圧120/80mmHg未満を「正常血圧」と定義された.
・65〜74歳の降圧目標を130/80mmHg未満に,75歳以上の降圧目標を140/90mmHg未満に変更された.
・「高血圧管理の向上に向けた取組みと今後の展望」の章が追加された.
14 心不全—急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
著者: 砂山勉 , 末永祐哉
ページ範囲:P.60 - P.63
押さえておきたい必須ポイント!
・心不全の定義と一般向けの定義
・心不全の4つのステージ
・心不全の左室駆出率での分類
・急性心不全の病態と治療方針
15 肺血栓塞栓症—肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017年改訂版)
著者: 坂尾誠一郎
ページ範囲:P.65 - P.69
押さえておきたい必須ポイント!
・経口活性化凝固第Ⅹ因子阻害薬(Ⅹa阻害薬)について,海外のエビデンスと日本人のデータが提示され,さらに具体的な使用法について記載された.
・急性肺血栓塞栓症に対する血栓溶解療法の適応が狭まり,下大静脈フィルターの適応が変化した.
・慢性肺血栓塞栓症(CTEPH)に対する経皮的バルーン拡張術の有効性や,肺血管拡張薬について記述された.
16 感染性心内膜炎—感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)
著者: 奥濱絢子 , 森岡慎一郎
ページ範囲:P.70 - P.74
押さえておきたい必須ポイント!
・感染性心内膜炎(infective endocarditis:IE)の診断に必須の検査,治療開始,治療開始後の効果判定までの基本的な診療のフローを学ぶ.
・IE診療における,専門家(感染症科・循環器内科・心臓血管外科など)へのコンサルトのタイミングを押さえる.
・IEの予防の適応となる手技・患者群についての現時点での推奨が記載された.
呼吸器
17 インフルエンザ感染症—成人の新型インフルエンザ治療ガイドライン 第2版
著者: 関由喜 , 菅谷憲夫
ページ範囲:P.76 - P.79
押さえておきたい必須ポイント!
・重症度からみたインフルエンザの分類と治療について記載されている.
・合併症のハイリスクグループとインフルエンザ肺炎の分類について記載されている.
・新型インフルエンザの感染対策について記載されている.
18 肺炎—成人肺炎診療ガイドライン2017
著者: 猪狩英俊
ページ範囲:P.80 - P.82
押さえておきたい必須ポイント!
・Mindsの「診療ガイドライン作成の手引き」に準拠して作成されている.一つひとつ手順を踏んでおり,システマティックレビューもしっかり実施されている.
・利用場面別に作られた3つの肺炎診療ガイドラインを1つにまとめたものである.
・高齢者肺炎(誤嚥性肺炎や終末期肺炎)への対応を検討し,終末期医療などで積極的な治療を希望しない場面での利用も考慮されている.
19 肺結核症—結核診療ガイド
著者: 佐々木結花
ページ範囲:P.83 - P.85
押さえておきたい必須ポイント!
・本ガイドは,従来のガイドラインの趣旨に沿い,医療従事者が結核診療を理解するうえで必要な事項を網羅した内容となっている.
・結核診療における新しい検査,治療,対策について解説を加えた.
・薬剤感受性初回治療肺結核の標準治療は,ピラジナミド(pyrazinamide:PZA)を初期2カ月投与に加えた6カ月治療に一本化された.
20 慢性閉塞性肺疾患(COPD)—COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018[第5版]
著者: 倉原優
ページ範囲:P.86 - P.89
押さえておきたい必須ポイント!
・炎症以外にもさまざまな因子がCOPDに関連している.
・長期管理薬として,吸入長時間作用性抗コリン薬(LAMA)および吸入長時間作用性抗コリン薬/長時間作用性β2刺激薬(LAMA/LABA)が有効である.
・重症COPD例や喘息合併例には,吸入ステロイド薬(ICS)を加えたLAMA/LABA/ICSのトリプル吸入療法が有効である.
21 気管支喘息—喘息予防・管理ガイドライン2018
著者: 山脇聡
ページ範囲:P.90 - P.94
押さえておきたい必須ポイント!
・喘息の診断基準は明確に記載されていないため,「喘息の問診,聴診と身体所見」と「喘息診断の目安」を参考に診断を行う.
・長時間作用性抗コリン薬(LAMA)の推奨範囲が治療ステップ2まで拡大し,軽症持続型相当でも使えるようなった.
・患者の半数以上が正しく吸入できていないことを理解し,患者に合ったデバイスの選択と吸入手技の指導(点検,再指導による修正,確認)を行う.
22 慢性咳嗽—咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019
著者: 小川知洋 , 松元幸一郎
ページ範囲:P.95 - P.98
押さえておきたい必須ポイント!
・咳嗽と喀痰を同時に扱うようになり,「喀痰・咳嗽の診療ガイドライン」となった.
・喀痰をターゲットとした治療内容が新たに追加された.
・咳嗽患者への感染予防対策についても追記された.
消化器
23 胃食道逆流症(GERD)—胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2015(改訂第2版)
著者: 内藤裕二
ページ範囲:P.100 - P.103
押さえておきたい必須ポイント!
・胃食道逆流症(GERD)の初期治療において,プロトンポンプ阻害薬(PPI)を第一選択薬として使用することが推奨された.
・PPI抵抗性GERDの定義が示され,治療戦略としてPPIの倍量,特にラベプラゾールの2倍量,4倍量が推奨された.
・GERDの長期治療戦略が変更され,重症のびらん性GERDに対するPPI維持療法が推奨され,オンデマンド療法の位置づけも提案された.
24 胃/十二指腸潰瘍—消化性潰瘍診療ガイドライン2015(改訂第2版)
著者: 水野元夫
ページ範囲:P.104 - P.107
押さえておきたい必須ポイント!
・診療フローチャートは,①出血など合併症の有無,②潰瘍の2大原因であるNSAIDs内服の有無,③
・COX-2選択的阻害薬の登場,高齢化による低用量アスピリン(LDA)内服患者の増加などを背景として,NSAID系薬剤による薬物性潰瘍の内容が刷新されている.
・
・追補版では2015年に新しい酸分泌抑制薬として発売されたカリウムイオン競合型酸分泌抑制薬(P-CAB)であるボノプラザンや,
25
著者: 井上和彦
ページ範囲:P.109 - P.112
押さえておきたい必須ポイント!
・除菌が強く勧められる疾患として,
・
・薬剤感受性試験を行い,最も高い除菌成功率が期待される組み合わせのレジメンを使用することが推奨された.
26 感染性腸炎—JAID/JSC 感染症治療ガイドライン2015—腸管感染症
著者: 山本泰正 , 倉井華子
ページ範囲:P.113 - P.116
押さえておきたい必須ポイント!
・市中発症の細菌性腸炎の多くは対症療法のみで軽快するため,抗菌薬が必要な症例は限られる.
・原因微生物の検索のため,丁寧な問診と身体診察,便検査を実施する.
・細菌性腸炎か,ウイルス性腸炎かの判断がつかない場合,安易に抗菌薬治療を開始しない.
27 潰瘍性大腸炎 (IBD)/Crohn病—炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン2016
著者: 本谷聡 , 中村健太 , 杉山浩平
ページ範囲:P.117 - P.120
押さえておきたい必須ポイント!
・炎症性腸疾患(IBD)治療における各薬剤の有益性・有害性・適応が明確に記載された.
・病態ごとに治療選択が異なるIBDでの診療アルゴリズムが,9点のフローチャートで示された.
・IBD患者での妊娠・出産や高齢者など,特殊状況下のIBDでの留意点が記載された.
28 大腸憩室炎—大腸憩室症(憩室出血・憩室炎)ガイドライン
著者: 水城啓 , 永田博司
ページ範囲:P.122 - P.125
押さえておきたい必須ポイント!
・確定診断は画像診断(CT,超音波)である.
・治療の基本は腸管安静(禁食)と抗菌薬の投与である.
・治療方針は合併症(穿孔や膿瘍形成)の有無によって異なる.
29 過敏性腸症候群(IBS)—機能性消化管疾患診療ガイドライン2014—過敏性腸症候群(IBS)
著者: 大武陽一
ページ範囲:P.126 - P.129
押さえておきたい必須ポイント!
・過敏性腸症候群(IBS)は原則として除外診断である!
・IBSの治療は3段階に分かれるが,その前提として,良好な医師-患者関係が必須である.
・下痢・腹痛・便秘の優勢症状,もしくは病型(下痢型・便秘型・混合型・分類不能型)に応じて,適切な薬物利用を行う.
30 機能性ディスペプシア(FD)—機能性消化管疾患診療ガイドライン2014—機能性ディスペプシア(FD)
著者: 吉田詠里加 , 五味邦代 , 黒木優一郎
ページ範囲:P.131 - P.134
押さえておきたい必須ポイント!
・機能性ディスペプシア(FD)とは,明らかな器質的・代謝的疾患がないにもかかわらず,慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの腹部症状を呈する疾患である.
・良好な医師-患者関係の構築が,治療において重要な要素である.
・FDの薬物療法について,初期治療(酸分泌抑制薬,消化管運動改善薬)と二次治療(抗不安薬,抗うつ薬,漢方薬)が各論で述べられている.
31 便秘—慢性便秘症診療ガイドライン2017
著者: 大前知也
ページ範囲:P.135 - P.137
押さえておきたい必須ポイント!
・便秘が「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義された.
・慢性便秘症に対して浸透圧性下剤あるいは上皮機能変容薬の使用が推奨され,刺激性下剤の使用は頓用あるいは短期間にとどめるよう明記された.
・本ガイドライン公表後に,エロビキシバット,ポリエチレングリコールという2種類の新規薬剤が保険収載された.
32 肝硬変—肝硬変診療ガイドライン2015(改訂第2版)
著者: 浅見哲史 , 井上和明
ページ範囲:P.138 - P.141
押さえておきたい必須ポイント!
・肝線維化の評価として,エラストグラフィといった非侵襲的な画像検査が新たに臨床応用されている.
・本ガイドラインでは栄養療法に関するエビデンスのある文献が増加した.蛋白低栄養に加えてエネルギー低栄養についても言及され,画一的な治療から個々の患者に合わせた治療が行われるようになりつつある.
・合併症治療では腹水治療のトルバプタン,肝性脳症治療のリファキシミン,門脈血栓症治療のアンチトロンビンⅢ製剤などが新たに保険収載されている.
33 B型肝炎—B型肝炎治療ガイドライン(第3.1版)
著者: 八橋弘
ページ範囲:P.143 - P.146
押さえておきたい必須ポイント!
・HBV-DNA定量の単位表記がIU/mL(LogIU/mL)に変更された.
・新規の核酸アナログ製剤であるテノホビル・アラフェナミド(TAF)が使用可能となった.
・B型肝炎再活性化ガイドラインが改訂された.
34 C型肝炎—C型肝炎治療ガイドライン(第7版)
著者: 海老沼浩利
ページ範囲:P.147 - P.151
押さえておきたい必須ポイント!
・C型肝炎ウイルスの持続感染による慢性肝炎,肝硬変は高率に肝細胞癌を発生する.
・近年の経口抗ウイルス薬を複数組み合わせるインターフェロンフリー治療により,100%に近いC型肝炎ウイルスの駆除が可能となった.
・ウイルス駆除により,その後の肝細胞癌の発生を低下させるが,駆除後に発癌する場合もあることから,定期的な画像フォローは必要である.
35 急性膵炎—急性膵炎診療ガイドライン2015(第4版)
著者: 林大樹朗 , 竹内真実子
ページ範囲:P.152 - P.155
押さえておきたい必須ポイント!
・初期診療では急性膵炎の成因検索と重症度判定を行い,細胞外液(特に乳酸リンゲル液)を用いた十分な輸液に加え,早期(入院後48時間以内)に経腸栄養を開始する.
・改訂アトランタ分類(2012年)の臨床病期に基づいて,画像診断を中心とした局所合併症の分類を行う.
・局所合併症に対する内視鏡的治療(interventional endoscopy:IVE),画像下治療(interventional radiology:IVR),低侵襲の外科的治療の進歩.
36 慢性膵炎—慢性膵炎診療ガイドライン2015(改訂第2版)
著者: 酒井利隆 , 越田真介 , 伊藤啓
ページ範囲:P.156 - P.160
押さえておきたい必須ポイント!
・『慢性膵炎臨床診断基準2009』に準拠し,早期慢性膵炎の診断基準が提唱された.
・疼痛対策,膵外分泌不全の治療に高力価パンクレアチン製剤が追加された.
・疼痛対策に体外衝撃波結石破砕術(ESWL)および内視鏡的治療が追加された.
37 NAFLD/NASH—NAFLD/NASH診療ガイドライン2014
著者: 榎奥健一郎
ページ範囲:P.161 - P.164
押さえておきたい必須ポイント!
・非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は慢性肝障害を呈する患者で脂肪肝を指摘された場合(多くは腹部超音波検査)に疑われる.まず,アルコール性肝障害,自己免疫性肝炎(AIH),原発性胆汁性胆管炎(PBC),ウイルス性肝炎(HBV,HCV),代謝性肝疾患(Wilson病,ヘモクロマトーシスなど)を除外する.
・NAFLD/NASHは特異的な所見・症状に乏しく,確定診断に有用な臨床検査値も存在しない.したがって,過去も含めた肥満歴・飲酒歴,外科手術歴,メタボリックシンドローム疾患,内分泌系の異常,乳癌既往,服用薬物などを詳細に評価することが必要となる.
・NASH/NAFLDに有効性が確立された薬剤はない.食事療法および運動療法による体重減少は肝機能・肝脂肪を改善させ,安全性・費用対効果も高く推奨される.
38 胆石症—胆石症診療ガイドライン2016(改訂第2版)
著者: 金沢哲広 , 野々垣浩二
ページ範囲:P.165 - P.167
押さえておきたい必須ポイント!
・胆石評価にはさまざまな検査があるが,症状から積極的に胆囊結石を疑う場合は,腹部超音波検査を行うべきである.
・総胆管結石症例は,無症状であっても積極的に内視鏡的または外科的総胆管結石除去術が勧められると変更された.
・胆囊癌患者において胆石合併率が高いことが報告されており,胆石患者に対しては1年ごとに腹部超音波検査を用いた胆囊壁評価が勧められる.
39 急性胆道炎(急性胆管炎・胆囊炎)—急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン2018(第3版)
著者: 福島豊実 , 王孔志 , 久木田和夫
ページ範囲:P.169 - P.172
押さえておきたい必須ポイント!
・急性胆道炎(急性胆管炎・胆囊炎)は迅速な初期対応が肝心である.『Tokyo Guidelines 2018』(TG18)は2007年の初版(TG07)から2回の改訂(TG13,TG18)を経て,国際的エキスパートによるコンセンサス会議とエビデンスの集積に基づき,実臨床に活かせる日本発の国際的臨床ガイドラインとして英語と日本語で公表されている.
・前回の改定(TG13)では急性胆道炎の臨床フローチャートは1つであったが,今回(TG18)は急性胆管炎診療と急性胆囊炎診療のフローチャートが分けられている.
・新たに「急性胆囊炎に対する外科治療—腹腔鏡下胆囊摘出術の安全な手順」が追加され,胆道ドレナージの適応について,より詳細な検証結果が取り入れられている.
・本ガイドラインのモバイルアプリ版(学会ホームページより)には,実臨床での診療補助に有用な診断カルキュレーターと重症度判定カルキュレーターが含まれており,利用をお勧めする.
腎・泌尿器
40 尿路結石症—尿路結石症診療ガイドライン(2013年版)
著者: 髙山卓 , 河原﨑宏雄
ページ範囲:P.174 - P.176
押さえておきたい必須ポイント!
・10mm以下の大きさの尿路結石は保存的に自然排石を期待できる.
・1カ月以上排石されない場合や,10mm以上の大きさでは外科的治療を検討する.
・尿路結石症は再発率が高く,再発予防が大切である.
41 前立腺肥大症—男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン
著者: 小池繭美 , 岡村菊夫
ページ範囲:P.177 - P.181
押さえておきたい必須ポイント!
・男性下部尿路症状を訴える患者を専門医に紹介する具体的基準が示された.
・前立腺肥大症に伴う下部尿路症状の治療薬にphosphodiesterase-type 5(PDE5)阻害薬が新たに加わった.
・前立腺肥大症の手術適応と対象の目安が具体的に示された.
42 過活動膀胱—過活動膀胱診療ガイドライン(第2版)
著者: 桑満おさむ
ページ範囲:P.182 - P.185
押さえておきたい必須ポイント!
・過活動膀胱(OAB)という概念が広く普及してきたことにより,一般医家でも患者に遭遇することが多くなっている.
・本ガイドラインの初版が刊行された2005年以降,β3受容体作動薬などの新薬の登場により治療の選択肢が増えた.
・合併症の多い高齢者のOABについては,治療方法に留意が必要である.
43 尿失禁(女性)—女性下部尿路症状診療ガイドライン(第2版)
著者: 金城真実
ページ範囲:P.186 - P.189
押さえておきたい必須ポイント!
・女性の尿失禁は腹圧性尿失禁,切迫性尿失禁,混合性尿失禁の3つに大別され,積極的に初期治療を行う(それ以外の尿失禁は専門医への紹介を推奨).
・尿失禁の診断には問診,身体診察,尿検査が必須で,可能な限り残尿検査も行う.
・尿失禁の治療には行動療法(生活指導,骨盤底筋訓練,膀胱訓練),薬物療法,手術療法があり,骨盤底筋訓練はいずれの尿失禁にも有効で第一選択である.
・尿失禁はQOL疾患であり,患者の困窮度・満足度に応じて治療を考慮する.
44 尿路感染症(単純性膀胱炎)—International Clinical Practice Guidelines for the Treatment of Acute Uncomplicated Cystitis and Pyelonephritis in Women
著者: 小林真一朗
ページ範囲:P.191 - P.194
押さえておきたい必須ポイント!
・単純性膀胱炎の治療では,地域ごとの大腸菌の薬剤感受性パターンを考慮する必要がある.
・推奨薬としてST合剤,代替薬としてβラクタムとフルオロキノロンがある.
・フルオロキノロンは単純性膀胱炎にはできる限り使用しないことが望ましい.
45 慢性腎臓病(CKD)—エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018
著者: 佐々木彰
ページ範囲:P.195 - P.199
押さえておきたい必須ポイント!
・腎臓専門医への紹介基準がこれまでよりもシンプルなものとなった(表1).
・アルブミン尿陰性の糖尿病関連腎症で糸球体濾過量(GFR)が低下する例が国際的に増加傾向であることを受け,糖尿病関連腎症を含む包括的概念として糖尿病性腎臓病(DKD)が提唱されている.
・高血圧合併CKD患者においては起立性低血圧や急性腎障害(AKI)などの有害事象がなければ,140/90mmHg未満への降圧を推奨している.
・高齢のCKD患者における留意点としてフレイルと糖尿病合併例が挙げられ,75歳以上ではHbA1c 8.0%未満(下限7.0%)を目安に,個別の状況を鑑みて目標HbA1c値を設定することが提案されている.
46 急性腎障害(AKI)—AKI(急性腎障害)診療ガイドライン2016
著者: 猪飼浩樹
ページ範囲:P.200 - P.204
押さえておきたい必須ポイント!
・急性腎障害(AKI)とは,疾患概念の広い症候群である.常にその背景・原因疾患を検索することを心掛ける.
・診断にはKDIGO診断基準が推奨されている.
・AKIを生じた患者の長期予後は不良であり,3カ月をめどに再評価を行い,その後のフォローが必要かを判断する必要がある.
47 ネフローゼ症候群—エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2017
著者: 竹本文美
ページ範囲:P.205 - P.209
押さえておきたい必須ポイント!
・成人の一次性ネフローゼ症候群が対象であり,『エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2014』を基本とし,今回はそのマイナー改訂版である.
・2012〜2015年に蓄積した本邦の疫学的知見を加え,既存のclinical question(CQ)の文献的考察のupdateを行い,推奨グレードをGRADEに準拠したものに変更した.
・診断領域は本邦の日本腎臓学会が主導する疫学データの蓄積により充実しているが,治療および治療方針領域は,いまだエビデンスレベルが低いため,絶対的かつ一律的に医師の診療行為を律するものではなく,医師の意思決定の補助として活用できるようになっている.
48 IgA腎症—エビデンスに基づくIgA腎症診療ガイドライン2017
著者: 片渕律子
ページ範囲:P.210 - P.213
押さえておきたい必須ポイント!
・IgA腎症は「免疫組織化学的に糸球体へのIgAの優位な沈着がみられる腎炎」と定義され,診断に腎生検が必須であるため,診断および治療は原則として腎臓専門医が担当する.
・慢性糸球体腎炎において最も頻度の高い腎炎であり,慢性に経過する血尿・蛋白尿例のほとんどはIgA腎症である.
・臨床的にも病理学的にも多彩であるため,個々の症例に応じた治療を行う.
・ステロイドは急性活動性病変に対して使用する.
・今回の改訂でクリニカルクエスチョン「飲酒制限は推奨されるか?」が新たに採用された.
49 急速進行性腎炎症候群(RPGN)—エビデンスに基づく急速進行性腎炎症候群(RPGN)診療ガイドライン2017
著者: 菊池正雄
ページ範囲:P.214 - P.216
押さえておきたい必須ポイント!
・急速進行性腎炎症候群(RPGN)は臨床症候群であり,本症候群をきたす原疾患は多岐にわたっている.本ガイドラインではANCA関連RPGNを中心としつつ,ループス腎炎と抗GBM抗体型RPGNについても取り上げている.
・アルゴリズムを用いて具体的なRPGNの診断・治療法が一目でわかるようにしてある.
・日本の疫学情報に基づいて作成され,日常臨床と大きく乖離しないよう配慮されている.
50 常染色体優性多発性囊胞腎(ADPKD)—エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018
著者: 林宏樹
ページ範囲:P.217 - P.220
押さえておきたい必須ポイント!
・『エビデンスに基づく多発性囊胞腎(PKD)診療ガイドライン2017』が腎臓専門医を対象としているのに対し,『エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018』の対象にはかかりつけ医も含まれている.
・常染色体優性多発性囊胞腎(ADPKD)において特に重要と考えられる①脳動脈瘤罹病率の高さ,②唯一の治療薬である疾患修飾薬のトルバプタン,③合併する頻度が高い高血圧についてのclinical question(CQ)から成る.
・ある程度腎機能低下が進行した後期のADPKDに対しても,トルバプタン治療が推奨されている.
51 成人の血尿—血尿診断ガイドライン2013
著者: 中村嘉宏 , 坂元史稔
ページ範囲:P.222 - P.224
押さえておきたい必須ポイント!
・血尿診療では,腎臓内科紹介,泌尿器科紹介,経過観察のいずれかを判断する.
・蛋白尿か変形赤血球を認める場合は腎臓内科に紹介する.
・肉眼的血尿を認める場合は泌尿器科に紹介する.
52 勃起障害(ED)—ED診療ガイドライン(第3版)
著者: 川西泰夫 , 廣田圭祐
ページ範囲:P.225 - P.228
押さえておきたい必須ポイント!
・勃起障害(ED)は心血管疾患との関連性があるだけでなく,心血管疾患の予測因子でもある.
・本ガイドラインでは脂質異常症はリスクファクターから除外され,肥満と運度不足,喫煙を修正可能なリスクファクターとし,医療従事者による介入を求めると明記された.
・薬物治療無効例には服用方法の説明不足が原因の患者が存在するので,正しい服用を指導することの重要性が強調された.
神経
53 細菌性髄膜炎—細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014
著者: 星山栄成
ページ範囲:P.230 - P.233
押さえておきたい必須ポイント!
・細菌性髄膜炎に対する抗菌薬投与は来院後1時間以内に開始することを目標とする.
・細菌性髄膜炎において,「発熱,項部硬直,意識障害」が揃うのは約半数である.
・初期治療では,本邦における年齢階層別主要起炎菌の分布,耐性菌の頻度および宿主のリスクを考慮し,抗菌薬選択を行う.
54 頭痛—慢性頭痛の診療ガイドライン2013
著者: 今井昇
ページ範囲:P.234 - P.237
押さえておきたい必須ポイント!
・片頭痛が慢性化した場合は慢性化の原因を探索し,早期に片頭痛予防薬の開始,増量または変更を行う.
・重度な発作により生活に支障をきたしている片頭痛患者や群発頭痛患者にはスマトリプタン在宅自己注射を導入する.
・現在改訂作業中であり,最新情報は日本頭痛学会のホームページで確認する.
55 脳卒中—脳卒中治療ガイドライン2015[追補2019対応]
著者: 三瀧真悟
ページ範囲:P.238 - P.241
押さえておきたい必須ポイント!
・血栓溶解療法は,脳梗塞発症後4.5時間以内であれば施行が可能である.
・発症時刻が不明なときでも,頭部MRI拡散強調画像の虚血性変化がFLAIR画像で明瞭でない場合には発症4.5時間以内の可能性が高く,静注血栓溶解療法を行うことを考慮してもよい.
・急性期の機械的血栓回収療法は,適切な症例選択のうえ,発症24時間まで可能となった.
・抗血小板薬としてシロスタゾール,抗凝固薬として直接作用型経口抗凝固薬(direct oral anticoagulant:DOAC)が,治療薬として新たに推奨された.
・外科的処置時の,抗血小板薬および抗凝固薬の扱いについて言及された.
56 てんかん—てんかん診療ガイドライン2018
著者: 髙木俊輔
ページ範囲:P.242 - P.245
押さえておきたい必須ポイント!
・抗てんかん薬治療は初回発作では開始しないのが原則だが,再発率が高くなる要素があったり社会的要因で求められる場合は初回でも治療開始を考慮する.しかし,安易な治療開始は戒められる.
・新規発症部分てんかん(局在関連性,焦点性てんかん)の治療薬の第一選択は新規の抗てんかん薬が複数取り入れられ,選択肢が増えた.
・妊娠可能な女性のてんかん患者に対する治療戦略として包括的なカウンセリングが推奨されるようになり,抗てんかん薬選択ではバルプロ酸を避けた催奇形性の低い薬剤選択についての解説が充実した.
57 Parkinson病—パーキンソン病診療ガイドライン2018
著者: 清水崇宏 , 花島律子
ページ範囲:P.246 - P.249
押さえておきたい必須ポイント!
・治療だけでなく診断基準や病因,遺伝子,画像診断など幅広く解説が加わり,「治療ガイドライン」から「診療ガイドライン」へ名称が変更された.
・早期Parkinson病に対する治療の選択肢にMAOB阻害薬単剤が加わった.
・進行期にどの治療法を追加するか,各種薬剤に推奨度が明示された.
・深部脳刺激療法(DBS),L-ドパ持続経腸療法(LCIG,デュオドーパ®)を総称してdevice aided therapy(DAT)と呼ぶようになった.
58 認知症—認知症疾患診療ガイドライン2017
著者: 武田景敏
ページ範囲:P.250 - P.253
押さえておきたい必須ポイント!
・Alzheimer型認知症,Lewy小体型認知症の診断基準が改訂された.
・認知症をきたす疾患として内科疾患,嗜銀顆粒性認知症や脳アミロイド血管症などが新たに追加された.
・若年性認知症,認知症の医療・介護の諸制度,社会資源の項目が独立し,詳細に解説されている.
内分泌・代謝
59 糖尿病—糖尿病診療ガイドライン2019
著者: 大西由希子
ページ範囲:P.256 - P.260
押さえておきたい必須ポイント!
・糖尿病治療の目標は,代謝異常の改善,合併症予防,健康人と変わらない寿命の全う,である.
・血糖コントロールの治療目標は,患者ごとの状況に応じて異なる.
・糖尿病の治療方針は,食事療法,運動療法,薬物療法,の三本柱.
60 脂質異常症—動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版
著者: 山田穂高 , 平野勉
ページ範囲:P.262 - P.265
押さえておきたい必須ポイント!
・リスク評価は2012年版同様,絶対リスクで行うが新たに吹田スコアを導入した.
・二次予防における高リスク病態の厳格なLDL-C管理が打ち出された.
・脂質異常症診断基準にnon-HDL-Cによる診断基準値が新たに設けられた.
61 肥満症/メタボリックシンドローム—肥満症診療ガイドライン2016
著者: 加隈哲也
ページ範囲:P.266 - P.269
押さえておきたい必須ポイント!
・BMI 35kg/m2以上を高度肥満と定義し,肥満症と高度肥満症を区別して治療指針を示した.
・内科的治療に抵抗性を示す高度肥満症においては,外科治療も考慮されることが明記された.
・わが国のメタボリックシンドロームの診断は,内臓脂肪蓄積を基盤としてリスクが重積している患者を選び出すことを目的としている.
62 高尿酸血症・痛風—高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版
著者: 片岡浩史 , 望月俊雄
ページ範囲:P.270 - P.273
押さえておきたい必須ポイント!
・新たな病型が追加された(腸管から尿酸が排泄低下する腎外排泄低下型=腎負荷型).
・腎保護目的に尿酸降下薬を用いることが初めて推奨された.
・尿酸降下薬投与開始する際に,コルヒチンの6カ月投与(痛風発作の予防目的)が推奨された.
63 Basedow病—バセドウ病治療ガイドライン2019
著者: 西原永潤
ページ範囲:P.275 - P.277
押さえておきたい必須ポイント!
・抗甲状腺薬の副作用と妊娠・授乳を考慮したときの使用方法
・131I内用療法の適応と治療後の妊娠可能時期
・無機ヨウ素薬の使用で注意すべき点
64 骨粗鬆症—骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版
著者: 福本誠二
ページ範囲:P.278 - P.280
押さえておきたい必須ポイント!
・骨粗鬆症の概念,疫学,予防,診断,治療などがまとめられている.
・各薬物につき,骨密度上昇効果,骨折発生抑制効果それぞれの有効性が評価されている.
・本ガイドライン公表後,新たに使用可能となった骨粗鬆症治療薬がある.
アレルギー
65 アレルギー性結膜炎—アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第2版)
著者: 高村悦子
ページ範囲:P.282 - P.285
押さえておきたい必須ポイント
・眼局所のアレルギー反応のバイオマーカーとなる涙液を用いた検査として涙液総IgE検査法が追加された.
・アレルギー性結膜炎の治療法として,抗アレルギー点眼薬が追加された.
・春季カタルの治療としては,免疫抑制点眼薬が追加され,治療における位置づけが記載された.
66 花粉症—鼻アレルギー診療ガイドライン—通年性鼻炎と花粉症—2016年版
著者: 上條篤
ページ範囲:P.286 - P.289
押さえておきたい必須ポイント!
・初期療法の選択薬として,従来の薬剤のほかに鼻噴霧用ステロイドが追加された.
・第2世代抗ヒスタミン薬・血管収縮薬配合剤が中等症以上の鼻閉型または鼻閉を主とする充全型の治療として追加された.
・舌下免疫療法について,エビデンス,治療方法,アウトカムが追加された.
67 食物アレルギー—食物アレルギー診療ガイドライン2016《2018年改訂版》
著者: 千貫祐子
ページ範囲:P.290 - P.293
押さえておきたい必須ポイント!
・アレルゲンコンポーネントを用いた血液検査(抗原特異的IgE検査)によって,診断精度を上げうることが記載された.
・対処法としての『食物除去』から『原因食物を可能な限り摂取させるにはどうすればよいか』という方向を目指すこととなった.
・アナフィラキシーの治療の際のアドレナリンの併用禁忌が解除された.
68 アナフィラキシー—アナフィラキシーガイドライン
著者: 関谷潔史
ページ範囲:P.295 - P.298
押さえておきたい必須ポイント!
・アナフィラキシーは,臨床症状で診断可能であり,迅速に診断し治療を開始する.
・発症初期には,進行の速さや最終的な重症度の予測がきわめて困難であり,致死的な反応を呈することも少なくないため,誘発原因にかかわらず診断がつき次第直ちに治療を開始する.
・治療の第一選択は,0.1%アドレナリンの筋肉注射である.
膠原病
69 関節リウマチ—関節リウマチ診療ガイドライン2014
著者: 滝澤直歩
ページ範囲:P.300 - P.303
押さえておきたい必須ポイント!
・関節リウマチ診断後,“速やかに従来型抗リウマチ薬(csDMARD)を開始”し,“速やかに関節炎を改善・消失させる”ことの重要性が強調された.
・csDMARDとしては,禁忌でなければメトトレキサートを第一選択とすることが明記された.
・治療開始後6カ月で治療目標(関節炎の消失,またはそれに近い状態)が達成されなければ治療強化を,特に予後不良因子(後述)がある場合には生物学的製剤の導入が推奨された.
70 全身性強皮症—全身性強皮症 診断基準・重症度分類・診療ガイドライン
著者: 平野大介 , 安岡秀剛
ページ範囲:P.304 - P.307
押さえておきたい必須ポイント!
・「爪郭部毛細血管異常の項目」が診断基準に追加された.
・各臓器病変の重症度が設定され,その重症度に応じた治療方針が示された.
・ボセンタンが指尖潰瘍の再発予防に保険収載された.
71 全身性エリテマトーデス(SLE)—全身性エリテマトーデス診療ガイドライン(2019)
著者: 陶山恭博
ページ範囲:P.308 - P.315
押さえておきたい必須ポイント!
・エビデンスのあるものを重視して作成されたSLE診療のガイドラインである.
・SLEではSLEを治療するのではなく,SLEの臓器病変を治療する.本ガイドラインも臓器病変別に治療法が記載されている.
・生殖年齢女性に多いSLEではライフステージに合わせた柔軟な治療方針が求められる.本ガイドラインでは妊娠,薬,小児についても記載されている.
72 Sjögren症候群—シェーグレン症候群診療ガイドライン2017年版
著者: 國領和佳
ページ範囲:P.316 - P.319
押さえておきたい必須ポイント!
・Sjögren症候群は,涙腺や唾液腺への炎症細胞浸潤の結果,ドライアイやドライマウスをきたす自己免疫疾患である.
・一部の患者では,肺障害・腎障害・神経障害などの病変に対して,副腎皮質ステロイドや免疫抑制薬による治療が必要である.
・『シェーグレン症候群診療ガイドライン2017年版』のうち,成人Sjögren症候群患者に関する要点を解説する.
73 皮膚筋炎—多発性筋炎・皮膚筋炎治療ガイドライン
著者: 渡邉剛史 , 藤田芳郎
ページ範囲:P.320 - P.324
押さえておきたい必須ポイント!
・2015年に厚生労働省自己免疫疾患調査研究班多発性筋炎・皮膚筋炎(PM/DM)分科会から,『多発性筋炎・皮膚筋炎の治療ガイドライン』1)が発表された.
・PM/DM特異(関連)自己抗体は筋炎の病型,病態,臨床経過,治療反応性と密接に関連しており,PM/DMを疑う場合は抗ARS抗体,抗MDA5抗体,抗Mi-2抗体,抗TIF1-γ抗体などを測定することが推奨される.
・PM/DMの治療の第一選択は副腎皮質ステロイドであるが,病型・重症度により,①ステロイド,②ステロイド以外の免疫抑制薬,③大量免疫グロブリン静注療法(IVIG),を組み合わせて治療する必要がある.
74 ANCA関連血管炎—ANCA関連血管炎診療ガイドライン2017
著者: 田巻弘道
ページ範囲:P.326 - P.330
押さえておきたい必須ポイント!
・ANCA関連血管炎には,現在,顕微鏡的多発血管炎(MPA),多発血管炎性肉芽腫症(GPA),好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)の3種類の病気が含まれているが,このガイドラインではGPAとMPAに対する診療に関して推奨している.
・ANCA関連血管炎の寛解導入療法ではグルココルチコイド+何らかの免疫抑制薬で治療することが提案されている.
・ANCA関連血管炎で重度な腎障害を伴うような場合には,グルココルチコイド+経口シクロホスファミド+血漿交換が提案されている.
・ANCA関連血管炎の維持療法では,グルココルチコイドに加えてアザチオプリンを加えることが提案されている.
皮膚
75 接触皮膚炎—接触皮膚炎診療ガイドライン
著者: 本田哲也
ページ範囲:P.332 - P.335
押さえておきたい必須ポイント!
・接触皮膚炎とは,皮膚に接触したさまざまな物質により引き起こされる湿疹性の皮膚炎症の総称であり,病態から,一次刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎に大別される.
・接触皮膚炎を示唆する臨床像として,皮疹の特徴的分布(偏側性,限局性など),形状(円形,線状,人工的な形状など)が重要である.
・接触皮膚炎を疑った場合,詳細な問診が最も診断に重要であり,その原因検索,確定診断にはパッチテストが最も重要である.
・治療は原因物質からの回避が最も重要であるが,対症療法としてはステロイド外用薬を用いる.
・症状が重篤,あるいは全身性の接触皮膚炎の場合は,一時的に抗ヒスタミン薬,中等量までのステロイド内服も考慮する.
76 アトピー性皮膚炎—アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018
著者: 中村晃一郎
ページ範囲:P.336 - P.339
押さえておきたい必須ポイント!
・日本皮膚科学会・アレルギー学会による統一の診療ガイドライン『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018』が作成された.
・治療の主体は,皮膚の炎症に対する抗炎症外用薬の使用,バリア機能異常に対する保湿外用薬・スキンケア,悪化因子への対策である.
・薬物療法では,適切な強さの抗炎症外用薬を用いて炎症を鎮静化し,寛解導入後にはその状態の維持を目標とする.
・小児への抗炎症外用薬の使用については成人と同様に,基本的に皮疹の重症度に応じた薬物のランクを選択する.
77 蕁麻疹—蕁麻疹診療ガイドライン2018
著者: 三原祥嗣
ページ範囲:P.340 - P.343
押さえておきたい必須ポイント!
・適切な蕁麻疹診療を行うために正確な病型診断を行う.
・非鎮静性第二世代抗ヒスタミン薬が基本的治療薬として位置づけられた.
・日常診療での行動決定を支援する目的で,「蕁麻疹の行動指針」が新たに追加された.
78 痤瘡—尋常性痤瘡治療ガイドライン2017
著者: 須賀康
ページ範囲:P.344 - P.347
押さえておきたい必須ポイント!
・本ガイドラインは,アダパレンと過酸化ベンゾイルの配合剤の承認・発売を受けて改訂された.これにより,日本も世界に並んだ痤瘡(ニキビ)治療ができるようになった.
・急性期と維持期に分けて標準治療薬を使いこなせるように治療アルゴリズムを設定している.
・薬剤耐性菌に配慮して,維持期からは抗菌薬を使用しない設定となっている.
79 褥瘡—褥瘡予防・管理ガイドライン(第4版)
著者: 立花隆夫
ページ範囲:P.349 - P.352
押さえておきたい必須ポイント!
・褥瘡予防・管理ガイドライン(第4版)に記載されている予防項目のCQは,①褥瘡発生の予測,②皮膚の観察,③圧迫・ずれの排除,④スキンケア,⑤全身管理,⑥リハビリテーション,⑦患者教育,の7項目,また,発生後ケアのCQは発生予測を除く6項目にアウトカムマネジメント,QOL・疼痛を追加した8項目からなる1).
・対象者の褥瘡予防・管理計画を立案する際のプロセスを示した,褥瘡予防・管理,すなわち診療アルゴリズムを提示している.そのほかにも,褥瘡の予防に関して2つ(予防ケアのアルゴリズム,発生予防全身管理のアルゴリズム),治療管理に関して4つ(発生後ケアのアルゴリズム,発生後全身管理のアルゴリズム,保存的治療のアルゴリズム,外科的治療のアルゴリズム),全部で7つのアルゴリズムを提示している1).
・保存的治療の基本はwound bed preparationとmoist wound healingであり,褥瘡を急性期とそれ以降の慢性期に分けて対処する1,2).
80 疥癬—疥癬診療ガイドライン(第3版)
著者: 伊豆邦夫
ページ範囲:P.353 - P.357
押さえておきたい必須ポイント!
・疥癬の診断は,①臨床症状,②検査での疥癬(虫体,虫卵,糞など)の検出,③疥癬患者との接触機会を含めた疫学的流行状況,の3項目を考慮し診断する.
・疥癬はヒゼンダニによる感染症であり,治療の基本はヒゼンダニの駆虫である.強い痒みや治癒後にも持続する痒みに対する治療も必要となる場合がある.
・しばしば治癒判定後に再発,再感染を生じることがあるので,経過観察が必要である.
81 皮膚瘙痒症—汎発性皮膚瘙痒症診療ガイドライン
著者: 福永淳
ページ範囲:P.359 - P.362
押さえておきたい必須ポイント!
・皮膚瘙痒症は,皮膚病変が認められないにもかかわらず瘙痒を生じる疾患である.汎発性と限局性に分類される.
・汎発性皮膚瘙痒症の原因として最も多いのは,老人性乾皮症(ドライスキン)によるものである.
・汎発性皮膚瘙痒症の原因としては,肝・胆道疾患,腎疾患,内分泌・代謝疾患,血液疾患,内臓悪性腫瘍などの基礎疾患を伴うものもある.
82 皮膚真菌症(足白癬)—日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン2019
著者: 常深祐一郎
ページ範囲:P.363 - P.367
押さえておきたい必須ポイント!
・総説とclinical question(CQ)による記載形式となった.
・CQに対して治療のエビデンスレベルと推奨度が示された.
・足白癬に対してはCQで外用療法と内服療法が取り上げられている.
精神科
83 睡眠障害—睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン—出口を見据えた不眠医療マニュアル
著者: 普天間国博
ページ範囲:P.370 - P.373
押さえておきたい必須ポイント!
・睡眠薬はゴールを見据えた適正使用が重要である.
・不眠症治療の目標は単純な睡眠時間の延長ではなく日中機能の改善である.
・睡眠薬を必要最小限にするために不眠の認知行動療法のエッセンスを活用する.
84 うつ病—うつ病治療ガイドライン第2版
著者: 上野修一
ページ範囲:P.374 - P.377
押さえておきたい必須ポイント!
・まず,診断が重要,そして,似て非なる双極性障害などに気をつける.
・重症度や精神病性の有無による治療の違いを意識する.
・第2版では,児童思春期や睡眠障害の治療が追加された.
85 アルコール/薬物関連障害—新アルコール・薬物使用障害の診断治療ガイドライン
著者: 後藤恵
ページ範囲:P.378 - P.380
押さえておきたい必須ポイント!
・アルコール薬物使用障害とは,早期介入を目的として治療対象を拡大した概念であり,アルコール・薬物依存症と乱用期を含む.
・断酒補助薬として,アカンプロサートが推奨されている.
・心理社会的治療として,認知行動療法と動機づけ面接法が加えられた.
婦人科
86 更年期障害—産婦人科診療ガイドライン—婦人科外来編2017
著者: 岩佐弘一
ページ範囲:P.382 - P.384
押さえておきたい必須ポイント!
・更年期の女性が多彩な症状を訴えて受診した場合に本疾患を疑うが,診断に際しては,①卵巣機能の低下,②加齢に伴う身体的変化,③精神・心理的な要因,④社会文化的な環境因子について包括的な評価を要する.本疾患はあくまで機能的疾患であって器質的疾患ではない.症状の類似性から特に甲状腺疾患とうつ病との鑑別に留意する.
・対症療法を基本とする.唯一の原因対症療法としてホルモン補充療法(HRT)があるが,こだわる必要はない.うつ症状に対してSSRIやSNRIなどの抗うつ薬を用いるが,希死念慮のある場合は精神科に紹介する.
・漢方治療も有効であり,当帰芍薬散,加味逍遥散,桂枝茯苓丸を中心に用いる.ホットフラッシュには大豆イソフラボンも有効である.
87 月経困難症—産婦人科診療ガイドライン—婦人科外来編2017
著者: 萩原優美子 , 岩瀬明
ページ範囲:P.385 - P.387
押さえておきたい必須ポイント!
・機能性月経困難症と器質的疾患に伴う月経困難症がある.
・機能性月経困難症の治療は薬物治療が第一選択になることが多い.
・月経困難症の治療にレボノルゲストレル放出子宮内システムの使用が追加された.
耳鼻咽喉科
88 急性鼻副鼻腔炎—急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン 2010年版(追補版)
著者: 高木大
ページ範囲:P.390 - P.392
押さえておきたい必須ポイント!
・追補版では,鼻副鼻腔炎の細菌抗原診断として肺炎球菌迅速検査キットを用いて,中等症急性鼻副鼻腔炎における二次選択薬,あるいは重症例の一次選択薬の参考にすることが推奨されている.
・第一選択薬は,ペニシリン系抗菌薬のアモキシシリン(AMPC)となっている.臨床効果と起炎菌から効果が認められない場合には,AMPCの高用量やセフェム系抗菌薬の常用量を使用する.
・日常診療においてガイドラインを利用しやすいように,急性鼻副鼻腔炎の鼻腔所見と臨床症状を簡潔かつ汎用可能なスコアを用いて点数化したうえで,軽症,中等症,重症に分類している.
89 末梢性めまい・良性発作性頭位めまい症—良性発作性頭位めまい症診療ガイドライン(医師用)
著者: 小川恭生
ページ範囲:P.394 - P.399
押さえておきたい必須ポイント!
・良性発作性頭位めまい症(BPPV)は病態によって半規管結石症とクプラ結石症に分類され,主に後半規管と外側半規管に生じる.
・BPPVの診断には頭位・頭位変換検査での方向交代性眼振の観察が必須である.
・BPPVは自然治癒することが少なくないが,病因として半規管内に迷入した結石が想定され,半規管内の結石を元の位置(耳石器)に移動させる頭位治療が有効である.
90 中耳炎—小児急性中耳炎診療ガイドライン2018年版
著者: 伊藤真人
ページ範囲:P.400 - P.402
押さえておきたい必須ポイント!
・重症度(軽症,中等症,重症)に基づく治療方針を推奨している.重症度分類は,臨床症状と局所所見,年齢によるが,特に鼓膜所見を重視している.
・前版までは,耳鼻咽喉科医を主たる使用者に想定していたが,2018年版では小児急性中耳炎診療に携わるすべての医師が利用することのできるガイドラインを目指した改訂がなされた.
・薬剤耐性(antimicrobial resistance:AMR)対策アクションプランを補完し,抗菌薬の適正使用の情報を提供している.
・前版より,治療に難渋する反復性(急性)中耳炎に関するCQ・推奨を充実している.
91 嚥下障害—嚥下障害診療ガイドライン2018年版
著者: 金沢英哲
ページ範囲:P.403 - P.407
押さえておきたい必須ポイント!
・第2版までは主に耳鼻咽喉科医としての初期対応に重きを置いていたが,第3版では嚥下障害診療に携わるすべての医療関係者を対象とし,評価や治療もより具体的な全面改訂となった.
・嚥下内視鏡所見のスコア評価基準(兵頭スコア)が示され,簡便な評価法が示された.
・保存的治療(各種リハビリテーション手段),外科的治療の概要,CQ形式で臨床家のよくある疑問に対する解説が14項目に増補された.
92 耳鳴—耳鳴診療ガイドライン2019年版
著者: 南修司郎
ページ範囲:P.408 - P.410
押さえておきたい必須ポイント!
・耳鳴の診断に必要な検査は,自覚的表現による耳鳴検査としてTHIなどの耳鳴質問票と,客観的耳鳴検査として標準純音聴力検査,ピッチマッチ検査,ラウドネス・バランス検査を推奨する(推奨度1B).
・耳鳴の機序の説明を含む教育的カウンセリングは耳鳴に効果がある(推奨度1B:エビデンスは中程度で,行うことを強く推奨する).
・難聴がある耳鳴に補聴器を使用する音響療法は耳鳴に対する効果がある(推奨度1A:エビデンスが強く,行うことを強く推奨する).
整形外科
93 腰痛症—腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版
著者: 川口善治
ページ範囲:P.412 - P.415
押さえておきたい必須ポイント!
・2014年に改訂された「Minds診療ガイドライン作成の手引き」に従ってbackground question(BQ):教科書的記述とclinical question(CQ):推奨項目を作成した.
・腰痛患者の初診時の診断アルゴリズムが示された.
・腰痛に対する保存療法,手術療法,代替療法についてエビデンスおよび推奨度が示された.
94 ロコモティブシンドローム—ロコモティブシンドローム診療ガイド2010
著者: 細野昇
ページ範囲:P.416 - P.419
押さえておきたい必須ポイント!
・体幹から下肢にかけての障害が原因で“歩けない”“立ち上がれない”状態に陥っているものをロコモティブシンドロームと呼称する.
・ロコモティブシンドロームの原疾患として変形性膝関節症・股関節症,変形性腰椎症(腰部脊柱管狭窄症),骨粗鬆症性骨折,サルコペニア(加齢性筋肉減少症)の頻度が高い.
・適切なトレーニング(ロコトレ)にて介入すれば高齢者であっても介護度の改善,維持は期待できる.
そのほか
95 禁煙—禁煙ガイドライン(2010年改訂版)
著者: 吉井千春
ページ範囲:P.422 - P.425
押さえておきたい必須ポイント!
・喫煙は“喫煙病(依存症+喫煙関連疾患)”という全身疾患であり,喫煙者は“積極的禁煙治療を必要とする患者”である.
・すべての患者に対して,喫煙状況と禁煙の意志を診察のたびに確認する.
・本邦で使用できる禁煙補助薬は,バレニクリンとニコチン代替療法薬である.
96 高齢者の安全な薬物療法—高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015
著者: 木村琢磨
ページ範囲:P.426 - P.430
押さえておきたい必須ポイント!
・高齢者の薬物有害事象を防ぎ,安全性を高めることを目的とした「高齢者の処方適正化スクリーニングツール」として,「特に慎重な投与を要する薬物のリスト」が提示されている.
・高齢者への薬物処方が過少となることを防ぐことを目的として,新たに「開始を考慮するべき薬物のリスト」が追加された.
・高齢者における頻度の高い疾患・病態に対する安全な薬物療法を主眼に「領域別指針」が設けられている.
97 サルコペニア—サルコペニア診療ガイドライン2017年版
著者: 若林秀隆
ページ範囲:P.431 - P.434
押さえておきたい必須ポイント
・サルコペニアは,筋肉量減少を認め,筋力低下もしくは身体機能低下も認めた場合に診断される.
・サルコペニアの予防,治療には,運動と栄養の組み合わせが最も重要である.
・サルコペニアの治療前に原因の評価が必要であり,リハビリテーション栄養の考え方が有用である.
98 フレイル—フレイル診療ガイド2018
著者: 杉本研 , 楽木宏実
ページ範囲:P.436 - P.439
押さえておきたい必須ポイント!
・フレイルの定義・診断・疫学,フレイルに関する概念,フレイルの予防・対策,各疾患とフレイルの4章に分け,38のclinical questionに対して要約が記載されている.
・フレイルは多面的な問題を含有しており,身体的側面を主体とし,精神・心理的側面,社会的側面における脆弱性を含む.
・身体的フレイルの診断法として日本版CHS基準(J-CHS)が提唱されている.
・フレイルに対する介入として,栄養と運動またはその併用が推奨されている.
99 がん検診—有効性評価に基づくがん検診ガイドライン
著者: 小嶋一
ページ範囲:P.440 - P.444
押さえておきたい必須ポイント!
・がん検診ガイドラインは厚労省がん研究助成金を元に「がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究班」が作成したものが中心であるが,胃がんと子宮頸がんは複数の研究班がガイドライン作成に関わっている.
・胃がんと乳がん検診ガイドライン以外は公表から10年以上が経過しており,現在のエビデンスを含めた推奨内容は異なる可能性がある.
・特に肺がん検診,子宮頸がん検診については診断方法の変更もあり今後の改訂に注目すべきである.
100 がん疼痛—がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版
著者: 新城拓也
ページ範囲:P.445 - P.449
押さえておきたい必須ポイント!
・がん疼痛の包括的評価(原因,日常生活への影響,痛みのパターン,痛みの強さ)を行うことが明記された.
・薬物療法については,①共通する疼痛治療,②持続痛が緩和されていない場合,③突出痛が緩和されていない場合,の3つに分類された.
・オピオイドによる副作用対策として,悪心・嘔吐,便秘,眠気,せん妄の対処が記載され,通常の治療に反応しない場合や,効果が不十分な場合についても提案された.
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60巻13号(2023年12月発行)
特集 一般医家のための—DOAC時代の心房細動診療
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60巻6号(2023年5月発行)
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57巻2号(2020年2月発行)
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特集 一歩踏み込んだ—内科エマージェンシーのトリセツ
56巻7号(2019年6月発行)
特集 抗菌薬をアップデートせよ!—耐性菌に立ち向かう! 適正化の手法から新薬の使い分けまで
56巻6号(2019年5月発行)
特集 糖尿病診療の“Q”—現場の疑問に答えます
56巻5号(2019年4月発行)
特集 しまった!日常診療のリアルから学ぶ—エラー症例問題集
56巻4号(2019年4月発行)
増刊号 一人でも慌てない!—「こんなときどうする?」の処方箋85
56巻3号(2019年3月発行)
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56巻2号(2019年2月発行)
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56巻1号(2019年1月発行)
特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方
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特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで
55巻12号(2018年11月発行)
特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
55巻11号(2018年10月発行)
特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ
55巻10号(2018年9月発行)
特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
55巻9号(2018年8月発行)
特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール
55巻8号(2018年7月発行)
特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング
55巻7号(2018年6月発行)
特集 ここさえ分かれば—輸液・水・電解質
55巻6号(2018年5月発行)
特集 プロブレムから学ぶ感染症診療—すぐに役立つ厳選シナリオ30選
55巻5号(2018年4月発行)
特集 明日のために解くべし!—総合内科問題集
55巻4号(2018年4月発行)
増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬
55巻3号(2018年3月発行)
特集 —クリニカル・クエスチョンで学ぶ—循環器薬の使い方
55巻2号(2018年2月発行)
特集 —デキる内科医の—神経内科コンサルト
55巻1号(2018年1月発行)
特集 気管支喘息・COPD診療に強くなる
54巻13号(2017年12月発行)
特集 骨関節内科
54巻12号(2017年11月発行)
特集 救急外来で役立つ!—意識障害の診かた—“あたま”と“からだ”で考える
54巻11号(2017年10月発行)
特集 自信をもって対応する—虚血性心疾患
54巻10号(2017年9月発行)
特集 内科医のためのクリニカル・パール3
54巻9号(2017年8月発行)
特集 皮膚疾患が治らない!—皮膚科医が教える“次の一手”
54巻8号(2017年7月発行)
特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス
54巻7号(2017年6月発行)
特集 外来診療必読エビデンス—日米比較で考える内科Standards of Excellence
54巻6号(2017年5月発行)
特集 プライマリ・ケア医のための消化器症候学
54巻5号(2017年4月発行)
特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る?
54巻4号(2017年4月発行)
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問
54巻3号(2017年3月発行)
特集 トリコになる不整脈—診断と治療のすべて!
54巻2号(2017年2月発行)
特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本
54巻1号(2017年1月発行)
特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から
53巻13号(2016年12月発行)
特集 内分泌疾患を診きわめる
53巻12号(2016年11月発行)
特集 どうする? メンタルな問題—精神症状に対して内科医ができること
53巻11号(2016年10月発行)
特集 主治医として診る高血圧診療
53巻10号(2016年9月発行)
特集 超高齢時代の内科診療
53巻9号(2016年8月発行)
特集 誰も教えてくれなかった—慢性便秘の診かた
53巻8号(2016年7月発行)
特集 胸部画像診断—症状や身体所見からのアプローチ
53巻7号(2016年6月発行)
特集 抗菌薬の考え方,使い方—ホントのところを聞いてみました
53巻6号(2016年5月発行)
特集 内科救急サバイバルブック—院内救急&地域でのマネジメント
53巻5号(2016年4月発行)
特集 心電図を詠む—心に残る24症例から
53巻4号(2016年4月発行)
増刊号 内科診断の道しるべ—その症候、どう診る どう考える
53巻3号(2016年3月発行)
特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報
53巻2号(2016年2月発行)
特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
53巻1号(2016年1月発行)
特集 糖尿病治療薬Update—適正使用に向けて
52巻13号(2015年12月発行)
特集 抗血栓療法—おさえておきたい最新のエッセンス
52巻12号(2015年11月発行)
特集 外来で診るリンパ腫・骨髄腫—治癒または長期共存を目指して
52巻11号(2015年10月発行)
特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす
52巻10号(2015年9月発行)
特集 内科プライマリケアのための消化器診療Update
52巻9号(2015年8月発行)
特集 外来で出会う呼吸器common疾患
52巻8号(2015年7月発行)
特集 自信がもてる頭痛診療
52巻7号(2015年6月発行)
特集 心不全クロニクル—患者の人生に寄り添いながら診る
52巻6号(2015年5月発行)
特集 感染症診療 それ,ホント?
52巻5号(2015年4月発行)
特集 救急疾患,重症はこうして見極める—いつまでもヤブと思うなよ!
52巻4号(2015年4月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集
52巻3号(2015年3月発行)
特集 がんを診る
52巻2号(2015年2月発行)
特集 ウイルス肝炎の薬物治療—変わりゆく治療戦略
52巻1号(2015年1月発行)
特集 循環器薬up to date 2015
51巻13号(2014年12月発行)
特集 最新情報をおさえる!—臨床栄養の活用ガイド
51巻12号(2014年11月発行)
特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療
51巻11号(2014年11月発行)
増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド
51巻10号(2014年10月発行)
特集 すぐ役に立つ—呼吸器薬の標準的使い方
51巻9号(2014年9月発行)
特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール
51巻8号(2014年8月発行)
特集 糖尿病患者を診る―治療と兼科のポイント
51巻7号(2014年7月発行)
特集 神経診察―そのポイントと次の一手
51巻6号(2014年6月発行)
特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい!
51巻5号(2014年5月発行)
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51巻4号(2014年4月発行)
特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント
51巻3号(2014年3月発行)
特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療
51巻2号(2014年2月発行)
特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液
51巻1号(2014年1月発行)
特集 消化器薬―新時代の治療指針
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特集 不整脈の診断と治療―ポイントをおさえよう
50巻12号(2013年11月発行)
特集 新時代の肺炎診療
50巻11号(2013年11月発行)
特集 内科診療にガイドラインを生かす
50巻10号(2013年10月発行)
特集 内分泌疾患に強くなる
50巻9号(2013年9月発行)
特集 内科医のためのクリニカル・パール2
50巻8号(2013年8月発行)
特集 今日から役立つ高血圧診療のノウハウ
50巻7号(2013年7月発行)
特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する
50巻6号(2013年6月発行)
特集 最新の動脈硬化診療―どう診断し,どう治療するか?
50巻5号(2013年5月発行)
特集 胃食道逆流症(GERD)―“胸やけ”を診療する
50巻4号(2013年4月発行)
特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える
50巻3号(2013年3月発行)
特集 免疫反応と疾患
50巻2号(2013年2月発行)
特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療
50巻1号(2013年1月発行)
特集 進化し続ける内科診療―世界が認めたブレイクスルー
49巻13号(2012年12月発行)
今月の主題 急性心不全への挑戦
49巻12号(2012年11月発行)
今月の主題 連携して診る腎疾患―タイムリーな紹介から患者マネジメントまで
49巻11号(2012年11月発行)
特集 いま,内科薬はこう使う
49巻10号(2012年10月発行)
今月の主題 外来・病棟でのプライマリケアに必要な感染症の知識
49巻9号(2012年9月発行)
今月の主題 内科診断の本道―病歴と身体診察情報からどこまでわかるか?
49巻8号(2012年8月発行)
今月の主題 痛風・高尿酸血症診療の新展開
49巻7号(2012年7月発行)
今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために
49巻6号(2012年6月発行)
今月の主題 新規経口抗凝固薬の光と影
49巻5号(2012年5月発行)
今月の主題 糖尿病治療薬2012―皆が知りたい新しい治療A to Z
49巻4号(2012年4月発行)
今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか
49巻3号(2012年3月発行)
今月の主題 内科医のための気管支喘息とCOPD診療
49巻2号(2012年2月発行)
今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ
49巻1号(2012年1月発行)
今月の主題 外してならない循環器薬の使い方 2012
48巻13号(2011年12月発行)
今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代
48巻12号(2011年11月発行)
今月の主題 内科診療に役立つメンズヘルス
48巻11号(2011年11月発行)
特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか
48巻10号(2011年10月発行)
今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
48巻9号(2011年9月発行)
今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ
48巻8号(2011年8月発行)
今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement
48巻7号(2011年7月発行)
今月の主題 内科疾患の予防戦略
48巻6号(2011年6月発行)
今月の主題 睡眠呼吸障害の克服―内科医が知っておきたい病態・症状・関連疾患
48巻5号(2011年5月発行)
今月の主題 脂質異常症―動脈硬化症を予防するためのStrategy
48巻4号(2011年4月発行)
今月の主題 緊急画像トラブルシューティング―内科医のためのPearlとPitfall
48巻3号(2011年3月発行)
今月の主題 臨床栄養Update 2011
48巻2号(2011年2月発行)
今月の主題 関節リウマチを疑ったら―診断・治療のUpdateと鑑別すべき膠原病
48巻1号(2011年1月発行)
今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う
47巻13号(2010年12月発行)
今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方
47巻12号(2010年11月発行)
今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか
47巻11号(2010年10月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第8集
47巻10号(2010年10月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori―関連疾患と除菌療法のインパクト
47巻9号(2010年9月発行)
今月の主題 虚血性心疾患―プライマリケアは内科医が担う
47巻8号(2010年8月発行)
今月の主題 呼吸不全の診療
47巻7号(2010年7月発行)
今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと
47巻6号(2010年6月発行)
今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた
47巻5号(2010年5月発行)
今月の主題 ワンランク上の内科エマージェンシー―もうだまされない! 非典型例から最新知識まで
47巻4号(2010年4月発行)
今月の主題 抗菌薬の使い方を究める
47巻3号(2010年3月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎―日常診療のポイント
47巻2号(2010年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患を疑ったら,こう診る!
47巻1号(2010年1月発行)
今月の主題 ズバリ! 見えてくる不整脈
46巻13号(2009年12月発行)
今月の主題 腎臓病診療のエッセンス
46巻12号(2009年11月発行)
特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント
46巻11号(2009年11月発行)
今月の主題 脳卒中の征圧をめざして
46巻10号(2009年10月発行)
今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
46巻9号(2009年9月発行)
今月の主題 内科医のためのクリニカル・パール―診療のキーポイントと心にのこる症例
46巻8号(2009年8月発行)
今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
46巻7号(2009年7月発行)
今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
46巻6号(2009年6月発行)
今月の主題 内分泌疾患を診るこつ
46巻5号(2009年5月発行)
今月の主題 肺血栓塞栓症 見逃さず迅速かつ的確な対応を
46巻4号(2009年4月発行)
今月の主題 苦手感染症の克服
46巻3号(2009年3月発行)
今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎
46巻2号(2009年2月発行)
今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
46巻1号(2009年1月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2009
45巻13号(2008年12月発行)
特集 目でみる診療基本手技
45巻12号(2008年12月発行)
今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか
45巻11号(2008年11月発行)
今月の主題 浮腫をどう診るか
45巻10号(2008年10月発行)
今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる
45巻9号(2008年9月発行)
今月の主題 Multiple problemsの治療戦略
45巻8号(2008年8月発行)
今月の主題 内科医のためのがん診療Update
45巻7号(2008年7月発行)
今月の主題 主治医として診る後期高齢者
45巻6号(2008年6月発行)
今月の主題 実践! 糖尿病診療
45巻5号(2008年5月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応
45巻4号(2008年4月発行)
今月の主題 一般内科医が診る循環器疾患―3大病態を把握する
45巻3号(2008年3月発行)
今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症
45巻2号(2008年2月発行)
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
45巻1号(2008年1月発行)
今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療
44巻13号(2007年12月発行)
今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス
44巻12号(2007年11月発行)
特集 一般医のためのエコー活用法
44巻11号(2007年11月発行)
今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ
44巻10号(2007年10月発行)
今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
44巻9号(2007年9月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方Update
44巻8号(2007年8月発行)
今月の主題 動脈硬化のトータルマネジメント
44巻7号(2007年7月発行)
今月の主題 内科医が診る睡眠障害
44巻6号(2007年6月発行)
今月の主題 認知症のプライマリケア
44巻5号(2007年5月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z
44巻4号(2007年4月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
44巻3号(2007年3月発行)
今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液
44巻2号(2007年2月発行)
今月の主題 症例からみる肺疾患のCT画像
44巻1号(2007年1月発行)
今月の主題 高血圧の臨床―焦点の合った個別診療へ向けて
43巻13号(2006年12月発行)
今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘
43巻12号(2006年11月発行)
特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
43巻11号(2006年11月発行)
今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する
43巻10号(2006年10月発行)
今月の主題 皮膚から見つける内科疾患
43巻9号(2006年9月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2006
43巻8号(2006年8月発行)
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
43巻7号(2006年7月発行)
今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
43巻6号(2006年6月発行)
今月の主題 ベッドサイドの免疫学-免疫疾患に強くなるために
43巻5号(2006年5月発行)
今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践
43巻4号(2006年4月発行)
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
43巻3号(2006年3月発行)
今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
43巻2号(2006年2月発行)
今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
43巻1号(2006年1月発行)
今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす
42巻13号(2005年12月発行)
今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ
42巻12号(2005年11月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集
42巻11号(2005年11月発行)
今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
42巻10号(2005年10月発行)
今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方
42巻9号(2005年9月発行)
今月の主題 アルコールと内科疾患
42巻8号(2005年8月発行)
今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
42巻7号(2005年7月発行)
今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
42巻6号(2005年6月発行)
今月の主題 内科emergency―爆弾を踏まない!
42巻5号(2005年5月発行)
今月の主題 内科医が診る関節リウマチ
42巻4号(2005年4月発行)
今月の主題 これだけは知っておきたい不整脈の診かたと治療のポイント
42巻3号(2005年3月発行)
今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断
42巻2号(2005年2月発行)
今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
42巻1号(2005年1月発行)
今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症)
41巻13号(2004年12月発行)
今月の主題 ミネラルと骨代謝異常と骨粗鬆症
41巻12号(2004年11月発行)
特集 臨床医必携 単純X線写真の読み方・使い方
41巻11号(2004年11月発行)
今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで
41巻10号(2004年10月発行)
今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために
41巻9号(2004年9月発行)
今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く
41巻8号(2004年8月発行)
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み
41巻7号(2004年7月発行)
今月の主題 臨床医のための呼吸調節と障害
41巻6号(2004年6月発行)
今月の主題 血栓症の予防と治療
41巻5号(2004年5月発行)
今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略
41巻4号(2004年4月発行)
今月の主題 内科コモンプロブレム
41巻3号(2004年3月発行)
今月の主題 アレルギー診療Update
41巻2号(2004年2月発行)
今月の主題 腹部疾患をエコーで診る
41巻1号(2004年1月発行)
今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ
40巻13号(2003年12月発行)
今月の主題 肺炎
40巻12号(2003年11月発行)
特集 臨床研修コアスキル
40巻11号(2003年11月発行)
今月の主題 水・電解質と輸液
40巻10号(2003年10月発行)
今月の主題 前期高齢者・後期高齢者を診る
40巻9号(2003年9月発行)
今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン
40巻8号(2003年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2003
40巻7号(2003年7月発行)
今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで
40巻6号(2003年6月発行)
今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
40巻5号(2003年5月発行)
今月の主題 一般医も診る血液疾患
40巻4号(2003年4月発行)
今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす
40巻3号(2003年3月発行)
今月の主題 糖尿病にどう対処するか
40巻2号(2003年2月発行)
今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方
40巻1号(2003年1月発行)
今月の主題 内科医と虚血性心疾患
39巻13号(2002年12月発行)
今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
39巻12号(2002年11月発行)
今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患
39巻11号(2002年10月発行)
増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
39巻10号(2002年10月発行)
今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
39巻9号(2002年9月発行)
今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識
39巻8号(2002年8月発行)
今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
39巻7号(2002年7月発行)
今月の主題 わかりやすい不整脈診療
39巻6号(2002年6月発行)
今月の主題 頭痛とめまい—外来診療ガイド
39巻5号(2002年5月発行)
今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
39巻4号(2002年4月発行)
今月の主題 動脈硬化と高脂血症
39巻3号(2002年3月発行)
今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望
39巻2号(2002年2月発行)
今月の主題 臨床栄養Update
39巻1号(2002年1月発行)
今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002
38巻13号(2001年12月発行)
今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII
38巻12号(2001年11月発行)
今月の主題 腎・尿路系疾患を診る
38巻11号(2001年10月発行)
増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント
38巻10号(2001年10月発行)
今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
38巻9号(2001年9月発行)
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応
38巻8号(2001年8月発行)
今月の主題 Cognitive Disorder—内科医が知っておくべき認知機能障害
38巻7号(2001年7月発行)
今月の主題 内科医が知っておきたい外科的治療のUpdate
38巻6号(2001年6月発行)
今月の主題 臨床に活かす免疫学
38巻5号(2001年5月発行)
今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー
38巻4号(2001年4月発行)
今月の主題 Geriatrics—高齢者のQOLをみる医療
38巻3号(2001年3月発行)
今月の主題 内科医が診るリウマチ
38巻2号(2001年2月発行)
今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望
38巻1号(2001年1月発行)
今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践
37巻13号(2000年12月発行)
今月の主題 糖尿病と合併症へのアプローチ
37巻12号(2000年11月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方 2001
37巻11号(2000年10月発行)
増刊号 臨床医のための最新エコー法
37巻10号(2000年10月発行)
今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染
37巻9号(2000年9月発行)
今月の主題 「考える」診断学—病歴と診察のEBM
37巻8号(2000年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2000
37巻7号(2000年7月発行)
今月の主題 ブレインアタック Brain attack
37巻6号(2000年6月発行)
今月の主題 症例から学ぶ水電解質・酸塩基平衡異常
37巻5号(2000年5月発行)
今月の主題 血栓症と抗血栓薬
37巻4号(2000年4月発行)
今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた
37巻3号(2000年3月発行)
今月の主題 高血圧の診療—新しい話題
37巻2号(2000年2月発行)
今月の主題 アレルギー診療の実際
37巻1号(2000年1月発行)
今月の主題 急性冠症候群
36巻13号(1999年12月発行)
今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防
36巻12号(1999年11月発行)
今月の主題 内科医のためのCT
36巻11号(1999年10月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
36巻10号(1999年10月発行)
今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患
36巻9号(1999年9月発行)
今月の主題 下痢と便秘
36巻8号(1999年8月発行)
今月の主題 ニューロパチーとミオパチー
36巻7号(1999年7月発行)
今月の主題 不整脈患者のマネジメント
36巻6号(1999年6月発行)
今月の主題 慢性呼吸不全に必要な基礎知識
36巻5号(1999年5月発行)
今月の主題 高齢者医療—現状と展望
36巻4号(1999年4月発行)
今月の主題 検査異常から考える血液疾患
36巻3号(1999年3月発行)
今月の主題 高脂血症と動脈硬化
36巻2号(1999年2月発行)
今月の主題 肝疾患診療 1999
36巻1号(1999年1月発行)
今月の主題 抗菌薬の適切な使い方
35巻13号(1998年12月発行)
今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか
35巻12号(1998年11月発行)
今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら
35巻11号(1998年10月発行)
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
35巻10号(1998年10月発行)
今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患
35巻9号(1998年9月発行)
今月の主題 腹部エコーToday
35巻8号(1998年8月発行)
今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療
35巻7号(1998年7月発行)
今月の主題 腎・尿路系の問題とマネジメント
35巻6号(1998年6月発行)
今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症
35巻5号(1998年5月発行)
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患
35巻4号(1998年4月発行)
今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise
35巻3号(1998年3月発行)
今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント
35巻2号(1998年2月発行)
今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー
35巻1号(1998年1月発行)
今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave
34巻13号(1997年12月発行)
今月の主題 脳卒中プラクティス
34巻12号(1997年11月発行)
今月の主題 臨床医のための遺伝子工学
34巻11号(1997年10月発行)
増刊号 内科医のMRIとのつきあいかた
34巻10号(1997年10月発行)
今月の主題 肺炎と肺臓炎
34巻9号(1997年9月発行)
今月の主題 外来診療でここまでできる
34巻8号(1997年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 1997
34巻7号(1997年7月発行)
今月の主題 頭痛とめまいの外来診療
34巻6号(1997年6月発行)
今月の主題 白血病—日常の診療に必要な知識
34巻5号(1997年5月発行)
今月の主題 日常臨床にみる水・電解質と酸塩基平衡
34巻4号(1997年4月発行)
今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて
34巻3号(1997年3月発行)
今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技
34巻2号(1997年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療
34巻1号(1997年1月発行)
今月の主題 臓器感染症へのアプローチ
33巻13号(1996年12月発行)
今月の主題 内分泌疾患の検査
33巻12号(1996年11月発行)
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
33巻11号(1996年11月発行)
今月の主題 心エコーToday
33巻10号(1996年10月発行)
今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識
33巻9号(1996年9月発行)
今月の主題 レディースクリニック
33巻8号(1996年8月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス
33巻7号(1996年7月発行)
今月の主題 血栓症とDIC
33巻6号(1996年6月発行)
今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology
33巻5号(1996年5月発行)
今月の主題 心不全を見直す
33巻4号(1996年4月発行)
今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
33巻3号(1996年3月発行)
今月の主題 肝疾患Q&A
33巻2号(1996年2月発行)
今月の主題 糖尿病臨床の最先端
33巻1号(1996年1月発行)
今月の主題 抗生物質をどう使うか
32巻13号(1995年12月発行)
今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
32巻12号(1995年11月発行)
増刊号 Common Disease 200の治療戦略
32巻11号(1995年11月発行)
今月の主題 脳卒中
32巻10号(1995年10月発行)
今月の主題 見えてきた腎疾患
32巻9号(1995年9月発行)
今月の主題 呼吸器疾患の画像診断
32巻8号(1995年8月発行)
今月の主題 急性心筋梗塞Q&A
32巻7号(1995年7月発行)
今月の主題 高齢者医療の新しい視点
32巻6号(1995年6月発行)
今月の主題 内科臨床における心身医療
32巻5号(1995年5月発行)
今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方
32巻4号(1995年4月発行)
今月の主題 脂質代謝と動脈硬化
32巻3号(1995年3月発行)
今月の主題 免疫学の理解とその臨床
32巻2号(1995年2月発行)
今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療
32巻1号(1995年1月発行)
今月の主題 消化器疾患の画像診断
31巻13号(1994年12月発行)
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩
31巻12号(1994年11月発行)
今月の主題 呼吸器薬の使い方
31巻11号(1994年10月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
31巻10号(1994年10月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー
31巻9号(1994年9月発行)
今月の主題 水電解質・酸塩基平衡の調節とその異常
31巻8号(1994年8月発行)
今月の主題 神経疾患の画像診断
31巻7号(1994年7月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 1994
31巻6号(1994年6月発行)
今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス
31巻5号(1994年5月発行)
今月の主題 外科から内科へのメッセージ
31巻4号(1994年4月発行)
今月の主題 First-line検査
31巻3号(1994年3月発行)
今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解
31巻2号(1994年2月発行)
今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線
31巻1号(1994年1月発行)
今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価
30巻13号(1993年12月発行)
今月の主題 循環器疾患の画像診断
30巻12号(1993年11月発行)
今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療
30巻11号(1993年10月発行)
今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法
30巻10号(1993年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたいX線写真読影のポイント
30巻9号(1993年9月発行)
今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開
30巻8号(1993年8月発行)
今月の主題 糖尿病 1993
30巻7号(1993年7月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方 1993
30巻6号(1993年6月発行)
今月の主題 心不全診療の新たな展開
30巻5号(1993年5月発行)
今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩
30巻4号(1993年4月発行)
今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報
30巻3号(1993年3月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎ABC
30巻2号(1993年2月発行)
今月の主題 内科疾患患者の生活指導
30巻1号(1993年1月発行)
今月の主題 出血傾向の臨床
29巻13号(1992年12月発行)
今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療
29巻12号(1992年11月発行)
今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学
29巻11号(1992年10月発行)
増刊号 図解 診療基本手技 第2集
29巻10号(1992年10月発行)
今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ
29巻9号(1992年9月発行)
今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために
29巻8号(1992年8月発行)
今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療
29巻7号(1992年7月発行)
今月の主題 虚血性心疾患Today
29巻6号(1992年6月発行)
今月の主題 内科医のためのCT・MRI
29巻5号(1992年5月発行)
今月の主題 よくわかる水・電解質と酸塩基平衡
29巻4号(1992年4月発行)
今月の主題 Common Diseases リアルタイムの診断・治療手順
29巻3号(1992年3月発行)
今月の主題 高脂血症の日常診療
29巻2号(1992年2月発行)
今月の主題 胆道系疾患1992
29巻1号(1992年1月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 '92
28巻13号(1991年12月発行)
今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開
28巻12号(1991年11月発行)
今月の主題 よくわかる内分泌疾患
28巻11号(1991年10月発行)
増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
28巻10号(1991年10月発行)
今月の主題 臓器感染症と抗生物質の選択
28巻9号(1991年9月発行)
今月の主題 大腸疾患診療の新時代
28巻8号(1991年8月発行)
今月の主題 心不全へのアプローチ
28巻7号(1991年7月発行)
今月の主題 リンパ系疾患の臨床
28巻6号(1991年6月発行)
今月の主題 輸液療法の実際
28巻5号(1991年5月発行)
今月の主題 糖尿病診療の実際
28巻4号(1991年4月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界
28巻3号(1991年3月発行)
今月の主題 最新の肺癌診療
28巻2号(1991年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患診療の実際
28巻1号(1991年1月発行)
今月の主題 不整脈診療プラクティス
27巻13号(1990年12月発行)
今月の主題 STROKE—脳卒中診療のポイント
27巻12号(1990年11月発行)
今月の主題 膠原病—活動性の評価と治療の選択
27巻11号(1990年10月発行)
今月の主題 ベッドサイドの痴呆学
27巻10号(1990年9月発行)
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
27巻9号(1990年9月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎1990
27巻8号(1990年8月発行)
今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
27巻7号(1990年7月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方
27巻6号(1990年6月発行)
今月の主題 わかりやすい心電図の臨床
27巻5号(1990年5月発行)
今月の主題 呼吸不全の臨床
27巻4号(1990年4月発行)
今月の主題 白血病—最新の知見と治療
27巻3号(1990年3月発行)
今月の主題 臨床医のための免疫学
27巻2号(1990年2月発行)
今月の主題 消化器診療のcontroversy
27巻1号(1990年1月発行)
今月の主題 再灌流療法時代の急性心筋梗塞診療
26巻13号(1989年12月発行)
今月の主題 痛みの診断とその対策
26巻12号(1989年11月発行)
今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989
26巻11号(1989年10月発行)
今月の主題 水・電解質と酸塩基平衡
26巻10号(1989年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
26巻9号(1989年9月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方
26巻8号(1989年8月発行)
今月の主題 膵・胆道疾患の臨床
26巻7号(1989年7月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー
26巻6号(1989年6月発行)
今月の主題 糖尿病マネージメントUpdate
26巻5号(1989年5月発行)
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア
26巻4号(1989年4月発行)
今月の主題 輸血の実際と血液製剤
26巻3号(1989年3月発行)
今月の主題 高脂血症と動脈硬化
26巻2号(1989年2月発行)
今月の主題 内科医のための癌治療のオリエンテーション
26巻1号(1989年1月発行)
今月の主題 新しい不整脈診療
25巻13号(1988年12月発行)
今月の主題 輸液・栄養療法
25巻12号(1988年11月発行)
今月の主題 腎疾患診療の実際
25巻11号(1988年10月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方
25巻10号(1988年9月発行)
増刊号 診断基準とその使い方
25巻9号(1988年9月発行)
今月の主題 カルシウム代謝と骨
25巻8号(1988年8月発行)
今月の主題 老人診療のポイント
25巻7号(1988年7月発行)
今月の主題 高血圧治療のポイント
25巻6号(1988年6月発行)
今月の主題 リウマチとその周辺
25巻5号(1988年5月発行)
今月の主題 肝炎への新しいアプローチ
25巻4号(1988年4月発行)
今月の主題 今日の心不全診療
25巻3号(1988年3月発行)
今月の主題 消化性潰瘍とその周辺
25巻2号(1988年2月発行)
今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ
25巻1号(1988年1月発行)
今月の主題 白血病とリンパ腫
24巻13号(1987年12月発行)
今月の主題 免疫不全とAIDS
24巻12号(1987年11月発行)
今月の主題 脳卒中up-to-date
24巻11号(1987年10月発行)
今月の主題 虚血性心疾患の最前線
24巻10号(1987年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方
24巻9号(1987年9月発行)
今月の主題 肝硬変と肝癌
24巻8号(1987年8月発行)
今月の主題 膠原病診療の実際
24巻7号(1987年7月発行)
今月の主題 肝・胆・膵疾患の画像診断
24巻6号(1987年6月発行)
今月の主題 循環器疾患の画像診断
24巻5号(1987年5月発行)
今月の主題 内科医に必要な救急治療
24巻4号(1987年4月発行)
今月の主題 呼吸不全とその管理
24巻3号(1987年3月発行)
今月の主題 甲状腺疾患—up-to-date
24巻2号(1987年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患とその周辺—診断と治療
24巻1号(1987年1月発行)
今月の主題 糖尿病診療の現況
23巻13号(1986年12月発行)
臨時増刊特集 図解 診療基本手技
23巻12号(1986年12月発行)
今月の主題 血流障害と血栓・塞栓症
23巻11号(1986年11月発行)
今月の主題 意識障害へのアプローチ
23巻10号(1986年10月発行)
今月の主題 感染症の動向と抗生物質
23巻9号(1986年9月発行)
今月の主題 狭心症—各種治療手段の適応
23巻8号(1986年8月発行)
今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
23巻7号(1986年7月発行)
今月の主題 呼吸器と免疫・アレルギー
23巻6号(1986年6月発行)
今月の主題 体液・電解質補正の実際
23巻5号(1986年5月発行)
今月の主題 水電解質と酸塩基平衡
23巻4号(1986年4月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方
23巻3号(1986年3月発行)
今月の主題 アルコール障害
23巻2号(1986年2月発行)
今月の主題 止血機構とその異常
23巻1号(1986年1月発行)
今月の主題 不整脈診療の実際
22巻13号(1985年12月発行)
今月の主題 めまいの臨床
22巻12号(1985年12月発行)
臨時増刊特集 エコー法の現況
22巻11号(1985年11月発行)
今月の主題 生体防御と感染症
22巻10号(1985年10月発行)
今月の主題 腎疾患—最近の展開とトピックス
22巻9号(1985年9月発行)
今月の主題 白血病—最新の知見と治療の進歩
22巻8号(1985年8月発行)
今月の主題 高血圧症—今日の治療
22巻7号(1985年7月発行)
今月の主題 抗炎症剤の進歩と使い方
22巻6号(1985年6月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎—現況と展望
22巻5号(1985年5月発行)
今月の主題 免疫反応と臓器疾患
22巻4号(1985年4月発行)
今月の主題 胆道疾患診療のトピックス
22巻3号(1985年3月発行)
今月の主題 内分泌疾患の新たな展開
22巻2号(1985年2月発行)
今月の主題 筋疾患とその周辺
22巻1号(1985年1月発行)
今月の主題 心不全診療の動向
21巻13号(1984年12月発行)
今月の主題 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
21巻12号(1984年12月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
21巻11号(1984年11月発行)
今月の主題 脳血管障害のトピックス
21巻10号(1984年10月発行)
今月の主題 リンパ系疾患へのアプローチ
21巻9号(1984年9月発行)
今月の主題 膠原病—最新の知識
21巻8号(1984年8月発行)
今月の主題 下痢と腸疾患
21巻7号(1984年7月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方
21巻6号(1984年6月発行)
今月の主題 糖尿病診療の実際
21巻5号(1984年5月発行)
今月の主題 酸塩基平衡の異常
21巻4号(1984年4月発行)
今月の主題 気管支喘息—病態から治療まで
21巻3号(1984年3月発行)
今月の主題 腎疾患—早期診断から管理まで
21巻2号(1984年2月発行)
今月の主題 中枢神経系の感染症
21巻1号(1984年1月発行)
今月の主題 新しい栄養療法
20巻13号(1983年12月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍—その基礎と臨床のすべて
20巻12号(1983年12月発行)
臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
20巻11号(1983年11月発行)
今月の主題 各種病態における抗生物質の使い方
20巻10号(1983年10月発行)
今月の主題 血小板の臨床
20巻9号(1983年9月発行)
今月の主題 肝硬変と肝癌
20巻8号(1983年8月発行)
今月の主題 臨床医のための神経内科学
20巻7号(1983年7月発行)
今月の主題 不整脈のトピックス
20巻6号(1983年6月発行)
今月の主題 内科医に必要な救急治療
20巻5号(1983年5月発行)
今月の主題 水と電解質
20巻4号(1983年4月発行)
今月の主題 膵疾患診療のトピックス
20巻3号(1983年3月発行)
今月の主題 呼吸不全—その実態と治療
20巻2号(1983年2月発行)
今月の主題 免疫からみた腸疾患
20巻1号(1983年1月発行)
今月の主題 心筋梗塞のハイライト
19巻13号(1982年12月発行)
今月の主題 内科医に必要な泌尿器科の知識
19巻12号(1982年12月発行)
臨時増刊特集 目でみるトレーニング―新作問題248題とその解説
19巻11号(1982年11月発行)
今月の主題 高血圧症—今日の知識
19巻10号(1982年10月発行)
今月の主題 自律神経失調症—心身症としての考え方・扱い方
19巻9号(1982年9月発行)
今月の主題 腎疾患診療のトピックス
19巻8号(1982年8月発行)
今月の主題 実地医に必要な臨床検査のベース
19巻7号(1982年7月発行)
今月の主題 カルシウム代謝の基礎と臨床
19巻6号(1982年6月発行)
今月の主題 癌治療の最前線
19巻5号(1982年5月発行)
今月の主題 血清リポ蛋白の異常
19巻4号(1982年4月発行)
今月の主題 狭心症とその周辺
19巻3号(1982年3月発行)
今月の主題 リハビリテーションの現況
19巻2号(1982年2月発行)
今月の主題 感染症と免疫
19巻1号(1982年1月発行)
今月の主題 内分泌疾患—今日の知識
18巻13号(1981年12月発行)
今月の主題 肺機能検査から疾患肺へ
18巻12号(1981年11月発行)
臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン
18巻11号(1981年11月発行)
今月の主題 白血病—最新の概念と治療
18巻10号(1981年10月発行)
今月の主題 脳循環の基礎と臨床
18巻9号(1981年9月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎のトピックス
18巻8号(1981年8月発行)
今月の主題 心エコー法の現況
18巻7号(1981年7月発行)
今月の主題 腹部エコー法の現況—癌診断を中心に
18巻6号(1981年6月発行)
今月の主題 膠原病—最近の考え方
18巻5号(1981年5月発行)
今月の主題 出血とその対策
18巻4号(1981年4月発行)
今月の主題 臨床栄養学—最近の進歩
18巻3号(1981年3月発行)
今月の主題 肺癌—最近の知識
18巻2号(1981年2月発行)
今月の主題 心不全の動向
18巻1号(1981年1月発行)
今月の主題 糖尿病診療の現況
17巻13号(1980年12月発行)
今月の主題 内科医に必要な脳神経外科の知識
17巻12号(1980年11月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
17巻11号(1980年11月発行)
今月の主題 高血圧症—最近の動向と展望
17巻10号(1980年10月発行)
今月の主題 感染症—治療の実際
17巻9号(1980年9月発行)
今月の主題 膵と胆道疾患
17巻8号(1980年8月発行)
今月の主題 今日の血液形態学
17巻7号(1980年7月発行)
今月の主題 アレルギーの現況
17巻6号(1980年6月発行)
今月の主題 慢性肝炎をめぐる諸問題
17巻5号(1980年5月発行)
今月の主題 甲状腺疾患診療の進歩
17巻4号(1980年4月発行)
今月の主題 最近の腎疾患の基礎と臨床
17巻3号(1980年3月発行)
今月の主題 肺の炎症性疾患—最近の動向
17巻2号(1980年2月発行)
今月の主題 末梢性ニューロパチー
17巻1号(1980年1月発行)
今月の主題 心膜疾患の臨床
16巻13号(1979年12月発行)
今月の主題 消化管ホルモンの基礎と臨床
16巻12号(1979年11月発行)
今月の主題 血管炎とその臨床
16巻11号(1979年10月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集
16巻10号(1979年10月発行)
今月の主題 酸塩基平衡の実際
16巻9号(1979年9月発行)
今月の主題 内科医に必要な精神科の知識
16巻8号(1979年8月発行)
今月の主題 腸疾患の臨床
16巻7号(1979年7月発行)
今月の主題 癌と免疫
16巻6号(1979年6月発行)
今月の主題 血栓とその臨床
16巻5号(1979年5月発行)
今月の主題 胃癌とその周辺
16巻4号(1979年4月発行)
今月の主題 肺機能検査の実際
16巻3号(1979年3月発行)
今月の主題 臨床家のための輸血学
16巻2号(1979年2月発行)
今月の主題 パーキンソン病とその周辺
16巻1号(1979年1月発行)
今月の主題 心筋症—その展望
15巻13号(1978年12月発行)
今月の主題 リポ蛋白—最近の知識
15巻12号(1978年12月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
15巻11号(1978年11月発行)
今月の主題 デルマドローム—内科疾患と皮膚病変
15巻10号(1978年10月発行)
今月の主題 人工透析か腎移植か
15巻9号(1978年9月発行)
今月の主題 肝疾患のトピックス
15巻8号(1978年8月発行)
今月の主題 慢性骨髄増殖症候群
15巻7号(1978年7月発行)
今月の主題 実地医のための臨床細菌学
15巻6号(1978年6月発行)
今月の主題 免疫診断法と免疫療法
15巻5号(1978年5月発行)
今月の主題 消化・吸収の基礎と臨床
15巻4号(1978年4月発行)
今月の主題 新しい糖尿病の臨床
15巻3号(1978年3月発行)
今月の主題 胸痛の診かた・とらえかた
15巻2号(1978年2月発行)
今月の主題 急性期脳卒中の臨床
15巻1号(1978年1月発行)
今月の主題 急性期脳卒中の臨床
14巻13号(1977年12月発行)
今月の主題 知っておきたい骨・関節疾患の診かた
14巻12号(1977年12月発行)
臨時増刊特集 診断基準とその使い方
14巻11号(1977年11月発行)
今月の主題 呼吸不全とその管理
14巻10号(1977年10月発行)
今月の主題 高血圧の問題点と最近の治療
14巻9号(1977年9月発行)
今月の主題 浮腫と臨床
14巻8号(1977年8月発行)
今月の主題 癌治療の最前線
14巻7号(1977年7月発行)
今月の主題 腹痛の診かた・とらえかた
14巻6号(1977年6月発行)
今月の主題 DICとその周辺
14巻5号(1977年5月発行)
今月の主題 めまいの基礎と臨床
14巻4号(1977年4月発行)
今月の主題 内分泌疾患診断の進歩
14巻3号(1977年3月発行)
今月の主題 熱性疾患への臨床的アプローチ
14巻2号(1977年2月発行)
今月の主題 消化器癌のトピックス
14巻1号(1977年1月発行)
今月の主題 心筋梗塞—今日の問題点
13巻13号(1976年12月発行)
今月の主題 ミオパチー最近の進歩
13巻12号(1976年12月発行)
臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
13巻11号(1976年11月発行)
今月の主題 電解質異常のすべて
13巻10号(1976年10月発行)
今月の主題 アルコール性障害のトピックス
13巻9号(1976年9月発行)
今月の主題 リンパ組織の基礎と臨床
13巻8号(1976年8月発行)
今月の主題 知っておきたいリハビリテーションの技術
13巻7号(1976年7月発行)
今月の主題 内科疾患としての先天性代謝異常
13巻6号(1976年6月発行)
今月の主題 肺のびまん性陰影をめぐって
13巻5号(1976年5月発行)
今月の主題 痛みとその対策
13巻4号(1976年4月発行)
今月の主題 腎不全の病態と治療
13巻3号(1976年3月発行)
今月の主題 内科医に必要な末梢血管病変の知識
13巻2号(1976年2月発行)
今月の主題 胆道疾患—診療の実際
13巻1号(1976年1月発行)
今月の主題 不整脈のハイライト
12巻13号(1975年12月発行)
今月の主題 SLE—成因から治療まで
12巻12号(1975年11月発行)
今月の主題 肺癌—その理解と対処のために
12巻11号(1975年10月発行)
今月の主題 感染症としてのB型肝炎
12巻10号(1975年9月発行)
今月の主題 アレルギーのトピックス
12巻9号(1975年8月発行)
今月の主題 甲状腺疾患のすべて
12巻8号(1975年7月発行)
今月の主題 感染症—最近の話題
12巻7号(1975年6月発行)
今月の主題 消化管潰瘍—診断および治療の現況
12巻6号(1975年5月発行)
今月の主題 出血傾向の新知識
12巻5号(1975年4月発行)
今月の主題 糖尿病への新たなる対処
12巻4号(1975年3月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント
12巻3号(1975年3月発行)
今月の主題 心身症からみた症候群
12巻2号(1975年2月発行)
今月の主題 血液ガスの基礎と臨床
12巻1号(1975年1月発行)
今月の主題 意識障害への新しいアプローチ
11巻12号(1974年12月発行)
今月の主題 喘息の本質から治療まで
11巻11号(1974年11月発行)
今月の主題 神経内科の動き
11巻10号(1974年10月発行)
今月の主題 手術適応の問題点
11巻9号(1974年9月発行)
今月の主題 腎疾患のトピックス
11巻8号(1974年8月発行)
今月の主題 内科医に必要なバイオプシー
11巻7号(1974年7月発行)
今月の主題 肝硬変—今日の視点
11巻6号(1974年6月発行)
今月の主題 自己免疫疾患の臨床
11巻5号(1974年5月発行)
今月の主題 臨床心電図のキーポイント
11巻4号(1974年4月発行)
今月の主題 高脂血症の意味するもの
11巻3号(1974年3月発行)
今月の主題 貧血の現況
11巻2号(1974年2月発行)
今月の主題 酸・塩基平衡異常—その日常臨床とのつながり
11巻1号(1974年1月発行)
今月の主題 新しい臓器相関のとらえ方
10巻13号(1973年12月発行)
今月の主題 最近の老人病—臨床とその特異性
10巻12号(1973年11月発行)
特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
10巻11号(1973年11月発行)
今月の主題 高血圧とその周辺
10巻10号(1973年10月発行)
今月の主題 膵疾患診断法
10巻9号(1973年9月発行)
今月の主題 慢性関節リウマチ(RA)の新しいプロフィール
10巻8号(1973年8月発行)
今月の主題 転換期に立つ検診
10巻7号(1973年7月発行)
今月の主題 化学療法剤—現状とその使い方
10巻6号(1973年6月発行)
今月の主題 問診
10巻5号(1973年5月発行)
今月の主題 消化管ホルモンの臨床
10巻4号(1973年4月発行)
今月の主題 内科最近の話題
10巻3号(1973年3月発行)
今月の主題 内科領域における輸液と輸血
10巻2号(1973年2月発行)
今月の主題 冠硬化症の新しい知見
10巻1号(1973年1月発行)
今月の主題 新鮮脳卒中
9巻13号(1972年12月発行)
今月の主題
9巻12号(1972年11月発行)
今月の主題
9巻11号(1972年10月発行)
今月の主題
9巻10号(1972年9月発行)
今月の主題
9巻9号(1972年8月発行)
今月の主題
9巻8号(1972年7月発行)
今月の主題
9巻7号(1972年7月発行)
特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
9巻6号(1972年6月発行)
今月の主題
9巻5号(1972年5月発行)
今月の主題
9巻4号(1972年4月発行)
今月の主題
9巻3号(1972年3月発行)
今月の主題
9巻2号(1972年2月発行)
今月の主題
9巻1号(1972年1月発行)
今月の主題
8巻13号(1971年12月発行)
今月の主題
8巻12号(1971年11月発行)
今月の主題
8巻11号(1971年10月発行)
今月の主題
8巻10号(1971年9月発行)
今月の主題
8巻9号(1971年8月発行)
今月の主題
8巻8号(1971年7月発行)
今月の主題
8巻7号(1971年6月発行)
今月の主題
8巻6号(1971年5月発行)
臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方
8巻5号(1971年5月発行)
今月の主題
8巻4号(1971年4月発行)
今月の主題
8巻3号(1971年3月発行)
今月の主題
8巻2号(1971年2月発行)
今月の主題
8巻1号(1971年1月発行)
今月の主題
7巻13号(1970年12月発行)
今月の主題
7巻12号(1970年11月発行)
今月の主題
7巻11号(1970年10月発行)
7巻10号(1970年9月発行)
今月の主題
7巻9号(1970年8月発行)
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7巻8号(1970年7月発行)
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7巻7号(1970年6月発行)
今月の主題
7巻6号(1970年5月発行)
臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
7巻5号(1970年5月発行)
今月の主題
7巻4号(1970年4月発行)
今月の主題
7巻3号(1970年3月発行)
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7巻2号(1970年2月発行)
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7巻1号(1970年1月発行)
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6巻12号(1969年12月発行)
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6巻11号(1969年11月発行)
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6巻10号(1969年10月発行)
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6巻9号(1969年9月発行)
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6巻8号(1969年8月発行)
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6巻6号(1969年6月発行)
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6巻5号(1969年5月発行)
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6巻4号(1969年4月発行)
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6巻3号(1969年3月発行)
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6巻1号(1969年1月発行)
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5巻12号(1968年12月発行)
5巻11号(1968年11月発行)
5巻10号(1968年10月発行)
5巻9号(1968年9月発行)
5巻8号(1968年8月発行)
5巻7号(1968年7月発行)
5巻6号(1968年6月発行)
特集 くすりの新しい使いかた
5巻5号(1968年5月発行)
5巻4号(1968年4月発行)
5巻3号(1968年3月発行)
5巻2号(1968年2月発行)
5巻1号(1968年1月発行)
特集 古い治療から新しい治療へ
4巻12号(1967年12月発行)
特集 病歴
4巻11号(1967年11月発行)
4巻10号(1967年10月発行)
4巻9号(1967年9月発行)
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4巻6号(1967年6月発行)
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4巻4号(1967年4月発行)
4巻3号(1967年3月発行)
4巻2号(1967年2月発行)
特集 尿糖
4巻1号(1967年1月発行)
3巻12号(1966年12月発行)
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3巻11号(1966年11月発行)
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3巻10号(1966年10月発行)
特集 老人患者を診るとき
3巻9号(1966年9月発行)
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3巻8号(1966年8月発行)
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3巻7号(1966年7月発行)
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3巻6号(1966年6月発行)
特集 蛋白尿
3巻5号(1966年5月発行)
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3巻3号(1966年3月発行)
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3巻1号(1966年1月発行)
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