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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 感染症

5 HIV感染症—抗HIV治療ガイドライン

著者: 安藤尚克1 岡慎一1

所属機関: 1国立国際医療研究センター,エイズ治療・研究開発センター

ページ範囲:P.25 - P.27

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押さえておきたい必須ポイント!
・初回治療として選択すべき抗HIV薬の組み合わせが変更となった.
・ウィルス学的抑制が長期に安定して得られている患者において2剤治療への変更も記載された.
・曝露後予防(PEP)内服薬に関して,テノホビルアラフェナミド/エムトリシタビン(TAF/FTC)は妊婦での安全性が確立していないこと,妊娠の可能性が否定できればラルテグラビル(RAL)+TAF/FTCも使用可能なことが追記となった.

参考文献

1)H30年度厚生労働行政推進調査事業費補助金エイズ対策政策研究事業 HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班:抗HIV治療ガイドライン.2019 https://www.haart-support.jp/pdf/guideline2019r2.pdf(2020年2月閲覧)
2)Guidelines for the Use of Antiretroviral Agents in Adults and Adolescents with HIV(Last Updated:December 18, 2019) http://www.aidsinfo.nih.gov/ContentFiles/AdultandAdolescentGL.pdf(2020年2月閲覧)
3)European AIDS Clinical Society Guidelines ver 10.0, 2019 https://www.eacsociety.org/guidelines/eacs-guidelines/eacs-guidelines.html(2020年2月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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