文献詳細
文献概要
増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 感染症
7 性感染症—性感染症診断・治療ガイドライン2016
著者: 谷崎隆太郎1
所属機関: 1市立伊勢総合病院内科・総合診療科
ページ範囲:P.32 - P.34
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・尿道炎の治療では淋菌とクラミジアを主なターゲットとするが,近年Mycoplasma genitalium も新たな原因微生物として注目されている.
・梅毒の標準治療は,海外ではbenzathine penicillin G筋注だが,本邦ではバイシリンまたはアモキシシリン内服で治療している.
・性器ヘルペスの治療は,初発時,再発時,再発抑制に分けて考える.
・尿道炎の治療では淋菌とクラミジアを主なターゲットとするが,近年
・梅毒の標準治療は,海外ではbenzathine penicillin G筋注だが,本邦ではバイシリンまたはアモキシシリン内服で治療している.
・性器ヘルペスの治療は,初発時,再発時,再発抑制に分けて考える.
参考文献
1)日本性感染症学会編:性感染症診断・治療ガイドライン 2016,2016
とその診断法.日本臨床微生物学雑誌28:77-82, 2018
3)Tanizaki R, et al:High-dose oral amoxicillin plus probenecid is highly effective for syphilis in patients with HIV infection. Clin Infect Dis 61:177-183, 2015
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