文献詳細
文献概要
増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 循環器
11 心筋梗塞—急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)
著者: 小菅雅美1
所属機関: 1横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センター内科
ページ範囲:P.48 - P.50
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・心筋バイオマーカーとしては心筋トロポニン(特に高感度心筋トロポニン)が強く推奨された.
・初期治療で,酸素飽和度90%以上の患者に対するルーチンの酸素投与は推奨されない.
・DAPT(2剤併用抗血小板療法)の推奨基準期間が6〜12カ月と短期化された.
・LDL-C値にかかわらず,忍容可能な最大用量のストロング・スタチン投与が強く推奨された.
・心筋バイオマーカーとしては心筋トロポニン(特に高感度心筋トロポニン)が強く推奨された.
・初期治療で,酸素飽和度90%以上の患者に対するルーチンの酸素投与は推奨されない.
・DAPT(2剤併用抗血小板療法)の推奨基準期間が6〜12カ月と短期化された.
・LDL-C値にかかわらず,忍容可能な最大用量のストロング・スタチン投与が強く推奨された.
参考文献
1)日本循環器学会.急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2018_kimura.pdf(2020年2月閲覧)
2)Kimura K, et al:JCS 2018 Guideline on Diagnosis and Treatment of Acute Coronary Syndrome. Japanese Circulation Society Joint Working Group. Circ J 83:1085-1196, 2019
掲載誌情報