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増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 呼吸器
20 慢性閉塞性肺疾患(COPD)—COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018[第5版]
著者: 倉原優1
所属機関: 1近畿中央呼吸器センター内科
ページ範囲:P.86 - P.89
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・炎症以外にもさまざまな因子がCOPDに関連している.
・長期管理薬として,吸入長時間作用性抗コリン薬(LAMA)および吸入長時間作用性抗コリン薬/長時間作用性β2刺激薬(LAMA/LABA)が有効である.
・重症COPD例や喘息合併例には,吸入ステロイド薬(ICS)を加えたLAMA/LABA/ICSのトリプル吸入療法が有効である.
・炎症以外にもさまざまな因子がCOPDに関連している.
・長期管理薬として,吸入長時間作用性抗コリン薬(LAMA)および吸入長時間作用性抗コリン薬/長時間作用性β2刺激薬(LAMA/LABA)が有効である.
・重症COPD例や喘息合併例には,吸入ステロイド薬(ICS)を加えたLAMA/LABA/ICSのトリプル吸入療法が有効である.
参考文献
1)日本呼吸器学会COPDガイドライン第5版作成委員会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018[第5版].メディカルレビュー社,2018
2)日本呼吸器学会 喘息とCOPDのオーバーラップ(Asthma and COPD Overlap:ACO)診断と治療の手引き2018作成委員会(編):喘息とCOPDのオーバーラップ診断と治療の手引き2018.メディカルレビュー社,2017
3)Kesten S, et al:Pooled clinical trial analysis of tiotropium safety. Chest 130:1695-1703, 2006
4)Tashkin DP, et al:A 4-year trial of tiotropium in chronic obstructive pulmonary disease. N Engl J Med 359:1543-1554, 2008
5)Global Strategy for Prevention, Diagnosis and Management of COPD. https://goldcopd.org/wp-content/uploads/2019/11/GOLD-2020-POCKET-GUIDE-FINAL-pgsized-wms.pdf(2020年2月閲覧)
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